【だからなんだと】
2022.3.24 U12強化JFAリーグ
vs腰越
7-0 〇
本日はFAリーグ第3節。
前回は緊張と不安から本来のパフォーマンスには程遠い内容でした。
一発勝負のトーナメントではなくて良かったです。
選手にはシンプルに伝えました。
ミスを恐れないこと。
そして応援してくれている人は、ビクビクしている君達を見たい訳ではないと。
結果がどうであれ堂々と楽しんでいる姿勢が見たいはず。
結論から言うと雨でコンディションの悪い中、素晴らしい試合だったと思います。
全体を通して気迫も感じましたし、モチベーションも高かった。
特に5年生からTOPチームに上がっている選手のパフォーマンスは今まで見た中で一番でした。
果敢なオーバーラップや球際、仕掛けてフィニッシュまで行く姿勢。
このようなラフファイトも出来る選手なんだという新しい一面も発見できました。
満足しないでほしいですが、継続はしてほしいです。
話しは変わりますが、某動画で本〇選手のインタビューを見ました。
ACミラ〇から移籍し様々な国を渡り歩いている選手ですが、メディアや世論から「この選手はもう終わった。口だけの男だと」言われていることは知っていると。
しかし、「だからなんだと。俺の人生を周りが勝手に決めるな。俺はまだ終わっていない。」と言っていました。
何がすごいと思うかと言うと。
とにかくブレない。
周りに何を言われようとも、笑われようともブレない。
自分をとにかく信じていること。
こんな選手中々いませんよね。
どれだけの批判と修羅場を潜り抜けてきたのかと。
人間であれば何かを陰で言われたりすれば多少なりとも気にします。
この人は気にしない。
とても同い年のメンタルとは思えません。
我々の目標は神奈川No1になること。
選手も自分もまだまだ覚悟が足りないと感じました。
やはりTOPレベルのプロはすさまじい。
見習います。
対戦頂いた腰越さん、ありがとうございました。
保護者の皆様、応援ありがとうございました。
【相手に見られている自分の姿】
①2022.4.17 U12強化TRM
vsSCH.FC
②2022.4.23 U12強化TRM
vsAZ SC
4.17/23はSCHさん、AZさんにお招きいただきました。
昨年の同じ時期にSCHさんと試合させていただきフルボッコにされたのを覚えています。
果たして今回は...?
全ての試合で見られまくりました。
見られるから出れない、必然的にリトリートしているかのような状況になってしまう。
SCHさんとの試合で多くの現象が見られました。
前プレをかけたいが差し込んでくるタイミング、動かすテンポ、ポジションチェンジ、サイドチェンジ、剥がす能力、球際。
完敗です。
自分達がどのように相手に見られているのかをよく分かっている。
だからこそ優位性を保てるポジショニングができる。
そしてこちらはプレスに行けなくなり、ラインが下がってしまう。
捕まえるという作業ができなくなり、体力だけが奪われてしまいました。
何を見て判断するのか?
相手なのか、ボールホルダーなのか。
局面によって左右されますが、圧倒的に相手が見れない回数が多い。
チームの形だけではなく、個人での打開やIQは必要不可欠と感じさせてくれた試合となりました。
翌週のAZさんとの試合でも改善点は多く見られました。
現状12歳で完璧な選手はいません。
学んでいる最中であり、これから。
この試合をどう捉えるのかによってチームの方向性は決まる。
対戦頂いたSCHさん、AZさん、ありがとうございました。
保護者の皆様、応援ありがとうございました。
【環境、指導者って関係ありますか?】
2022.4.3 U12(U11)強化TRM
4年生が新5年生となり、前任の五十嵐コーチから選手を引き継ぎました。
今まで取り組んできたことにプラスして新しい風を吹き込めれば良いなと思います。
タイトルにあるように、環境や指導者によって変化することもありますが、一番は自分がどうなのかが大切です。
もちろん素晴らしい環境でプレーできれば良いですが、レベルの高い環境に行ったから上手くなる訳でもありません。
自分次第じゃないかなと。
どの環境、どの指導者にも評価される選手が良い選手なのではないでしょうか?
個人的にはそう思います。
出れる出れない、何かを言われる言われない、プレーも含めての話しです。
サッカー選手である以上、要求されるのは当たり前。
サッカーはサッカーでしかないので、プラスに捉えれば良いだけの話しです。
選手にも様々な考えがあることは分かっています。
それでもやらなければならないのがサッカー。
今は磐田にいる遠藤選手。
日本を代表するレジスタです。
遠藤選手は歴代の代表監督が代わっても呼ばれ続けていた選手。
それはなぜなのか?
良い選手であり、誰からも評価される選手だからです。
それが本物。
あの年齢になってもJリーグの最先端で戦える姿は素晴らしいと思います。
きっと監督に要求されたことを臨機応変に対応してきたのでしょう。
当面の間はサッカー選手として必要なことを伝えていく作業になると思います。
新5年生には面白い選手が多く在籍しています。
しかしメンタリティーと覚悟はまだまだ。
今の力ではプレミアリーグ1部は戦えない。
今後の取り組みに期待します。
対戦頂いた鴨居SCさん、ありがとうございました。
保護者の皆様、応援ありがとうございました。
中村 竜也