【U-13】


~NEW~ 最終更新 2022.09.22

 【雨のち晴れ】

◯セカンド

・神奈川3部リーグ第6節

vs秦野FC

3-3

佐藤里斗(横須賀シーガルズFC)

大津元気(横須賀シーガルズFC)

中村涼星(津久井ペガサス)

 

◯トップ
・TRM

vs水戸ホーリーホック


『今日の試合が雨上がりのピッチなら、僕の左足で虹を描いてみせるよ』
byアルバロ・レコバ

 

天気予報を何度見たか分からないくらいの週末でしたが、台風の影響を受けながらもほぼ予定通りのスケジュールをこなすことができました。

今は人工芝での活動が多くなってきて、多少の雨ではほとんど影響なくプレーができる環境ですが、昔は雨の日の活動後は親にユニフォームやソックスを自分で手洗いさせられ、高校時代は昼休みにスポンジで『水抜き』をしてピッチを整備していましたね。

いやむしろ授業の間の10分休みも、昼食も食べる時間も先輩からの圧力で『水抜き』を永遠とさせられていました。

散々水抜きをした挙句、

『今日は雨だから校舎内30分間走ー』

 

The高校サッカー。

 

 

日曜日はU15のリーグ戦のサポートに入り、さすがにあの豪雨ではリーフのピッチも水たまりが広がり、トンボで水たまりを散らす作業をしながら当時のThe高校サッカー時代を思い出しました。

 

土曜日に行われたセカンドのリーグ戦も観戦しましたが、決して恵まれた環境とは言えない中でしたが選手たちはタフに戦っていました。

お互い2部に昇格するチャンスがあり、その気持ちがぶつかり合う好ゲームでしたが、勝ち点1を分け合う結果となりました。

 

試合後の彼らの悔しがる表情に加え、土まみれになるユニフォームとクレーならではの膝や腕の擦り傷を見て、これだと。

この中でこそ成長する上で大事なものだと。

 

イレギュラーが起こるからこそファーストタッチの重要性に気付くし、狭いピッチだからこそ状況把握のための視野の確保が大切になり、水たまりのピッチだからこそどんなサッカーを表現しなければならないか。

感受性、創造性、即興性といった感性を活かしたプレーが育まれるにはこいうった環境から得られる事が多いし、常に人工芝できれいなピッチでプレーすることがこの年代にとって本当に成長に繋がるかといえばそんなことはない。

 

どんな環境でも上手い選手は上手い。

条件が整っていない環境でも言い訳せず、むしろそれを受け入れ、強みに代えれる選手。
もっともっと出てきてほしいですね。

 

雨に降られたら 乾いてた街が

滲んできれいな光を放つ

心さえ乾いてなければ

どんな景色も宝石に変わる

 

#エソラ

by Mr.Children

雨さえもポジティブに代えてしまう桜井さん。

今週末も雨予報ですが
雨に濡れぬ場所を探すより

星空を信じ出かけよう


はまゆうの雨だけはやめて涙

対戦いただきましたチームの皆様、ありがとうございました。

保護者の皆様、応援ありがとうございます。

 

 

石川貢

 


~NEW~ 最終更新 2022.09.15

【立場がヒトを創る】  

 

◯トップ

・神奈川1部リーグ第5節

vs 大豆戸FC

5-1

小松詩龍(三浦旭SC)

石井爽太郎3(横浜F・マリノスPr追浜)

赤穂海(鴨居SC)

 

◯セカンド

・神奈川3部リーグ第5節

vsカルペソールAspira

0-0

 

9/10(土)はトップセカンド共に県リーグ。

1stステージのリーグ終盤に差し掛かっておりますが、ありがたいことに毎週勝ち点にこだわりを持った環境でゲームができています。

この時期のように毎週試合が続く中、ゲームで起きた課題を修正し、成果を成熟する取り組みを年間通してトレーニングの中で実行していますが、前節の課題が修正されたゲームとなりました。

 

試合時間がほぼ同時刻だったため、私はトップのみの引率でしたが、HORTENCIA戦から階段を数段登り上がった内容のゲームだったと思います。

 

試合前の勝ち点は

 

大豆戸FCさんは10

我々が12

 

となっており、残りのゲーム数を考えると順位に大きく左右されるいわゆる『大一番』となったゲームですが、

 

この様な状況でのゲームで普段の力を発揮できなく、苦敗を喫する経験を何度もしてきましたが、前半で4-0というスコアが立ち上がりからアラートに闘うことができ、選手がこの試合の重要性をエネルギーに代え、かつ前節の課題を修正するためのアクションをトレーニングから意識したことが良い結果に繋がったと思います。

 

トップチームでは、リーグ戦でなかなか結果を出せずにいた選手がこの日素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました。

リーグ戦では初得点となりましたが、これまでチームにとっての貢献度は計り知れず、前線の選手でありながら献身的な守備、味方にスペースを作るためのフリーランニング、押し込まれた際のクリアボールを収めるポストプレーなど、労を惜しまない運動量と献身性で仲間からの信頼は抜群で、チームにとって欠かせない存在でした。

 

アシストやアシストに繋がる前のプレーが多く、実は多くの得点に絡んでいるのですが、ただポジション柄目に見える結果が出せないことで、多少の焦りは本人なりに感じていたように見えました。

 

小学校時代からのチームメイトは

 

『あいついつになったら決めるかな~』

とニヤニヤしてました(笑)

 

そんな中待ちに待った彼の得点はチームメイトみんなが期待していたものであって、私自身も『いつか入るでしょ』くらい無責任に思っていましたが(笑)、素直に嬉しく思いました。

ゴール後に祝福される姿を見て、あらためてチームメイトからの信頼と、ここまでのチームへの貢献度をチームメイト全員が理解をしていることを、みんなが駆け寄った姿を見て強く感じました。

 

余談ですがフランス代表のFWのジルー選手は2018年W杯で大会を通してノーゴール、なんと枠内シュートも0だったそうですが、エムパべやグリーズマンを良い距離間でサポートし、優勝に大きく貢献した選手。

FWとしてチームの為に何をすべきか、何が求められているかがわかっている選手。

使い続けたデシャン監督もさすがですが。

 

もちろん得点にこだわりは持ち続けてほしいですが、FWの評価は決してそれだけではないということを証明した選手の一人でしたね。

 

この日の彼は

1得点3アシスト1ループ(外し)

 

『決めてれば俺にアシストがついたのに~』

とうるさい奴もいましたが(笑)。

 

 

セカンドチームは勝ち点3を奪うことには繋がりませんでしたが、怪我人が数名いる状況で、慣れていないポジションの中でも多くのチャンスを作り出し、安定した守備で失点を0に抑えてくれました。

この日少年強化チームからジュニアユースに内定した選手も出場しましたが、高いレベルのプレーを見せてくれたそうです。

 

そしてこの試合でゲームキャプテンに任命された選手。

 

ポテンシャルは高いものの、優しい性格もあって、ピッチ上ではなかなか存在を発揮することに苦しんでいました。

後ろから支えるポジションもあって、良くも悪くもピッチ内にいる選手たちの影響も与えてしまうとても重要な役割が彼にとっては重荷としてのしかかっている印象で。

 

厳しくいえばそんな甘えがあっては上にはいけないといえばそれまでですが、そこは根気強く伝えながら成長を促していましたが、消極的でなかなか自信を持てずにプレーしていました。

 

そんな中、普段はスラムダンクの安西監督くらい温厚?な田丸コーチが彼をこの日の試合をなんとキャプテンに任命しました(笑)

まさか実はどSなのか?と思わざるを得ない決断でしたが、彼はなんとここ一番のパフォーマンスを見せて無失点に貢献してくれました。

 

もちろん細かいミスやエラーはあったそうですが、とにかく積極的なプレーが目立ち、声を出し続け、チームを後ろから引っ張る姿があったそうです。

 

誰もが驚く任命に田丸コーチは

 

『立場を与えたらやってくれると思いました』

 

豊玉戦で熱くなった宮城に代えて安田を投入したくらいの驚きの采配でしたが、

まさに選手とコーチの信頼関係の賜物ですね。

 

 

トップ、セカンド共には残り2節。

 

トップは次のベルマーレWEST戦に勝てば優勝。

セカンドは残り2連勝で2部昇格。

 

痺れる試合で成長しましょう。

 

 

対戦いただきましたチームの皆様、ありがとうございました。

保護者の皆様、応援ありがとうございます。

 

石川貢

 


【傾聴力】

 

◯トップ

・神奈川1部リーグ第4節

vs HURTENCIA

2-1

小松詩龍(三浦旭SC)

石井爽太郎(横浜F・マリノスPr追浜)

 

◯セカンド

・神奈川3部リーグ第4節

vs大豆戸FCB

1-2

香川悠翔(FCS.S)

 

 

夏休みを終え、久しぶりにリーグ戦が再開しました。

トップセカンド共に開幕3連勝の中、臨んだ4節目は異なる結果となりました。

選手たちには常々伝えていますが、この年代は試合経験を積むことが重要で、多くの経験をする事によって成長スピードが違ってきます。

 

ただし、経験値を積んだからといってそれで良しではない。

 

当然ですが経験をしたから成長するわけではなく、大事なのはその経験をどう生かすか。自分の糧にできるか。

 

勝ったから良い経験、負けたから悪い経験

トップにいるからOK、セカンドだからNG

 

ではない。

喜び、楽しみ、苦しみ、悩み、悔い、自信、苦渋...

多くの経験を日々のトレーニング、更には日時でどう変化させていくか。、今の自分と向き合えるかを求め続けられるか。

我々ができることはそのきっかけ作りと環境を与えること。

31名の在籍で2チームに分けることにより、多くの経験の場を提供できていて、どの選手もほとんどが出場時間は2/3以上を確保。
この経験をどう生かすか。

 

夏休み期間のスケジューリングから、現U14の選手たちの試合やトレーニングを見る機会が多くあって、彼らの成長力に驚きと喜びを感じました。

昨年1年間、クラブとして初めての関東リーグを戦った彼らは多くの苦労を経験しました。

 

レベルの高い相手に対して、結果をなかなか出せない日々が続き、

難しいレギュレーションもあってどうしてもリアクションゲームが多くなってしまい、私自身も何試合か観戦しましたが、関東で戦うことの難しさと、この年代を育成する上で本当に良い環境なのかと感じることもありました。

スタッフ間でもこの年代に必要な『成功体験』がなかなか満足に得られなかったこの一年を不安視していましたが、いま彼らの姿を見てみるとやはり関東リーグを経験した利得はとてつもなく大きなと感じました。

 

それは先ほど述べた経験を彼らは力に変え、自分自身と向き合えることができたからと思います。

彼らの強み、秀でているところ、それはU13のスタートの時から感じていました。

 

『傾聴力』

 

相手の話を注意深く、共感的に『聴く』力

 

ここが圧倒的に高い。

普段のトレーニングを観ていても、聴く姿勢、目つき、理解力、集中力

 

ただ話を聞くだけではなく、相手の事を理解し、何を求められているかを建設的に捉えている印象です。

田辺コーチのマニアックなトレーニングでさえも、確実に自分のものにしようとする探求力も素晴らしい。

 

時折数名、目が?マークの選手もいますが(笑)

 

関東リーグでの一年間を無駄にせず、自分自身の力に代えた大きな理由の1つだと感じています。

 

余談ですが、先日日本代表に初選出された水沼宏太選手。

そんな水沼選手の話を兄から聞いたことがあり、

 

とにかく人の話を聴く力がすごいと。

自分のプレーが上手くいかない、試合に出られない、そんな時でもどんな人でもアドバイスや言葉にしっかりと耳を傾ける力が彼にはある。

イライラしたり、人の助言も聞きたくない時は誰にでもありますが、水沼選手もそのような境遇に立っても、執拗の無い言葉や批判でさえも一旦受け入れ、翌日には必ず明るく笑顔で前向きな姿で練習場に来ると。
そんな彼だからこそ、周囲がアドバイスや助言をかけたくなると。

多くの人が水沼選手の周りに集まり、コミニケーションを図ってみんなが水沼選手が活躍するためにサポートしたくなる環境を自分自身の人間性で作り出していると言っていました。

逆に言葉をかけても反発したり、人によって聞き分ける相手を選んだり、そっけなく対応する人間は次にアドバイスしたいと思わないし、気付いたら周りから何も言われなくなる。

 

30歳を過ぎてから初代表。
ここにくるまでにいろいろな苦労を経験されていますが、

『宏太はどこにいっても全く心配していない』

兄が発した言葉を思い返します。

 

 

U13選手にとってもこれからいろいろな難しい時間が増え、サッカーだけでなく勉強もわけわからんことが増えるでしょう(笑)

昨日まであんなにかわいく見えていた女性も、『あれなんであんな子に?』と思うこともありますね(笑)

あれはなんだったんだろう・・・

コーチや親からの言葉も口うるさく聞こえる時もあるでしょう。

 

そんな言葉も経験も耳を傾け、相手の言葉を注意深く聴くスキルを身に付けていきましょう。

毎回のごとく話はそれますが、これでU13のリーグ戦戦績は

トップ:4勝0敗、現在首位
セカンド:3勝1敗、暫定首位

1stステージは1部リーグは関東の昇格はなし
3部リーグは1位のみ2部リーグに昇格。

2ndステージは10月下旬開幕です。

最後に特に意味はありませんが
東日本大震災から10年目に3.11にMr.Children桜井さんが歌った歌詞で締めくくりたいと思います。

どんな悲劇に埋もれた場所にでも

幸せの種は必ず植わってる

こぼれ落ちた涙が如雨露(じょうろ)いっぱいになったら

その種に水を撒こう

『花の匂い』


対戦いただきましたチームの皆様、ありがとうございました。

保護者の皆様、応援ありがとうございます。

 

 

石川貢


【ハイランドプール閉業の打撃】
久しぶりの更新となりました。
以前の更新から1ヶ月ほど経ってしまいましたが、世間は夏真っ盛りとなり、やはりこの地域に住んでると心から強く疑問に思うことが…
なぜハイランドプールは閉業してしまったのか…
休憩終了のタイミングで先にプールに飛び込むの競ったり、ナイターで貸切状態で楽しんだり、誰か落としたポテト踏んで気持ち悪くなったり、シーブリーズ持ってミスティオ飲んで夏休みに好きな子に会うあのドキドキが今の子には経験できないのかと思うと心許ない…。
好きなあの子はいつも桃の天然水(桃天)飲んでたなーとか、お祭りに恐い先輩といたなーとか。
夜更かしたるものもこの年代くらいに覚えて、カウントダウンTV見てその後のランク王国的なの見てつまんなくて後悔してたなーとか。
テレビ東京の大人の番組はたまにしか見てませんよ笑
あの頃はなんだかヒューヒューしてたなー。
桃天だけに。
序盤から話はそれましたが、サッカー界も夏休み期間にも入り、サッカー指導者あるあるの竹内まりやばりに『毎日がスペシャル』ならぬ『毎日が週末』かのような多忙な日々が始まっております。
主催大会の運営、青森遠征、菅平合宿、来年度新入団セレクションの準備、伊東純也選手の移籍など笑、ありがたいことに年間通して最もインテンシティの高い時期を過ごしておりますが、その分、多くの刺激と学びを得られる期間の訳で。
青森では様々なクラブのフットボールの特性や感性を肌に感じ、昔の選手時代の戦友との再開で刺激をもらい、名称黒田監督とも多々のお話をさせていただき、青森の地で日本一のチームを作り出せるエネルギーとその人間力を感じる事ができました。
また各移動の新幹線や大型バスでの時間では、ナメック星に向かう宇宙船での時間ですら修行してしまうカカロットに憧れてることもあり、電子書籍で自分の成長と向き合う時間としました。
多くのインプットを経て、私の担当するU13選手たちにこの夏、そして残りの期間どんな事を求めていこうかなと考える時間もいただきながら、ふと感じた経験を。
それは我々がよく利用するリーフスタジアムでの光景。
土日祝日に我々が朝9時から使用する際に、その前の時間にご年配の方々が使用されているのを目にします。
早朝の0630-0830の枠でやられていると思うのですが、いわゆるシニアサッカーと言いますか私の世代よりも一回りほど上の世代の方々が(もっと若い世代であればすみません)、サッカーを楽しんでいるのです。
年齢層は割と幅広いのですが、上はおそらく還暦に近いお方もちらほら。
早朝とは言え、異常気象とも言える昨今の炎天下の中、全力でボールを追いかけて、スライディングで刈り、ベッケンバウアーかのようにゴールへ向かう方も。
ただの運動不足解消とかではなく、お互いの意見を主張仕合い、ロイキーンを彷彿させるように熱くプレーのノッキングに対しても要求し、そこには真剣にフットボールと向き合う姿がありました。
いや単純に素晴らしいなと。
桃天とか言ってる場合じゃないなと。
我々の、いや育成年代の子どもたちに携わる身として。
生涯サッカーを愛し、この方々のように何歳になってもプレイヤーとしてサッカーを続けてくれるように、我々大人が導いていかないといけない。
いつまでも少年のような瞳でボールを追いかける大先輩たちを見て、やっぱりサッカーは生涯スポーツだなと。
そしてサッカーは地域社会をさらには年齢性別問わず人々を豊かに、そして元気にする力がある唯一のスポーツ。
では今預かってる選手たちが30年後、40年後サッカーを楽しく続けていくために今何が必要なのか。
そんなことを考えていくと大学時代のエピソードが回想されますが。
当時サッカーがつまらないとの言う理由で監督の風間さんに辞める相談をした先輩がいました。
『サッカーが下手だからつまらないって思うんだ。うまければそんなこと思わないから』
と一蹴。
『ジダンをどう抑えるなんて考えない。どうやっても抑えられないから。それより90分間ミスをしないこと。ミスをしなければジダンにボールが渡ることはない。それが俺が考えるジダンの抑え方だ』
と当時から極論を述べてる風間さんらしい返答でしたが、うまくなればサッカーはどんどん楽しくなるという事。
楽しくなければ当然サッカーはつまらなくなる。
つまらなくなれば辞めてしまう。
答えはやっぱり『うまくなる』ことなのかなと。
やっぱりうまくなればサッカーはどんな時どんな環境でも楽しい。
これは青森遠征でも感じましたし、U13選手たちの試合映像を振り返っても、更に過去の選手たちやその選手たちの先を見ても思うことで。
逆に言えばうまくないとサッカーの楽しさからは離れていってしまう。
うまいって何かってやはり『技術』をつけること。
技術には限界がない。
今までもそれは追い求めてましたが、菅平合宿含めてこの夏では『技術』を身につけることにより深く、より細かく、よりこだわりを持って取り組んでいきました。
今年のU13は技術的にも能力的にも高い選手が多いと周りからは評価されていただいてますが、『いやいや上には上がいるよ』『実はそんな時間ないよ』『それは止まってるうちに入らないよ』『ほらそれで失点しちゃった』って体験を現在たくさんしてもらってます笑
うまくなるって時間かかるんだなとあらためて学びましたね。
もしかしたらうまくなるには一回下手になるのかも。
時間はかかるでしょう。
ただしやり続ければ確実に自分の力になる。
うまくなれば楽しい。
楽しいから続ける。
彼らのフットボール人生がいつまでも楽しめるように。
夏はもう少し続きますが、前半飛ばし過ぎてしまったようでカリン塔にいって仙豆をもらって来ようと思います。
タオパイパイいるかな。
夏休み期間中交流いただきましたクラブ関係者の皆様、ありがとうございました!
石川貢

【感覚】

 

【トップ】

・神奈川1部リーグ第3節

 vs カルぺソール湘南

 3-0

時田倫太郎(FC高坂)

釜屋光希(FCS.S)

菅野雅也(横浜F・マリノスPr追浜)

 

【セカンド】

・神奈川3部リーグ第3節

 vsGEO-X

 2-0

石島凌来(横須賀シーガルズ)

中村涼星(津久井ペガサス)

 

大学2年生のある試合、たしか総理大臣杯だった気がします。

当時右SBを担当していた私は、逆サイドでボールを保持されていて、マークすべき相手は私の方のタッチライン際で張ってました。

原則としては当然そこを捨ててボールサイドに距離を縮めていわゆる『しぼって』守備をしなければいけないので、マークを捨ててポジションを取りました。

 

そこで私は衝撃の経験をします。

 

相手ボランチ選手にボールが入った瞬間、ダイレクトで逆サイドに張っていた選手にとんでもないスルーパスを通されました。

そのパスを出した選手は一度も逆サイドを見る事なく、むしろ身体の向きも作らず、正反対に身体を捻りながらしかもインサイドで60m近いスルーパスで私は背中を取られました。

 

『おいおいマジかよ一回も見てねーのにそれかよ』

 

と必死に戻りながら呟いたことを覚えてます笑

 

 

更新が遅くなりましたが、トップ、セカンド共に県リーグ開幕3連勝を飾ることができました。

結果はもちろん、選手たちが躍動感持ってプレーしている姿が印象的で、彼らとの今年のテーマで、『紅白戦が一番激しい集団』になろうと掲げた中、トレーニングの強度、取り組む姿勢、熱量がリーグ戦の結果と内容に反映されていたと強く感じてます。

 

さて今回は題名でもある『感覚』について記していきます。

あらかじめ述べておきますが、

私は『感覚』でプレーできるほど優れた選手ではありませんでした。

 

『そんなやつが感覚を語ってるじゃねーよ』と言われそうですが、少しお付き合いください笑

 

よく指導者間や選手の間の会話で、

 

『いい感覚あるね』

『感覚でプレーしてるね』

 

と選手を評する言葉を耳にします。

それぞれによって捉え方や受け取り方に違いはありますが、『感覚がある』選手とは一体どのような選手なのでしょう?

 

選手に求める時に、 

 

『ボール来る前に周り見ろ!』

『タイミングを合わせて動け!』

『身体の向きが悪い!』

 

よく聞くコーチングですが、選手たちは平面で、105m×68mのピッチ上で、全力で、時には1秒以内で判断が求められ、それを心拍数180以上で正確に素早くプレーしなければならない。

 

そりゃ時には見れない時もあります(笑)。

 

そんな時に自分の『感覚』でプレーしなければいけない時も当然あるわけで。

見えてない所にパスを出さなければいけない時もあり、

あえて見ないで狙っているだろう選手もいる。

 

この日の県リーグでもある選手の『感覚』によるプレーを見ることができました。

 

1本のパスでGKと1vs1を作り出し、残念ながら得点にはなりませんでしたが、そのシーンを作った事象は、ワンタッチで背後に利き足でない足でロブ気味に入れたボール。

相手DFはもちろん、うちのFWも反応が遅れるほど、彼にしかない『感覚』で出した見事なプレーでした。

 

映像で見返しても、パスを出した選手は一度もFWを見ていない。

 

見る時間がなかったのか

あえて見なかったのか

そもそもあんま考えてないのか笑

 

そこは特に追及はしません。

とにかくしびれたプレーでした。

 

攻撃的な選手で評されることが多い『感覚ある選手』ですが、守備でも実は『感覚』に優れたプレーもあって、

よく選手から、

 

『インターセプトができないんですけどどうすればいいですか?』

と相談を受けます。

 

インターセプトとは守備の優先順位。

指導者教本にも載っている守備の原則ですが、私も大学時代、当時の監督の風間八宏さんに同じ質問をしたことがあります。

 

『俺だったらおまえみたいに鼻息荒くインターセプトを狙ってくる所には絶対パスは出さない』

と一蹴された記憶が残ってます。

 

むしろ開けとけと。

出させて奪うんだと。

相手にフリーだと思わせて、トラップ際を噛みつけと。

 

そこまでは言ってくれませんでしたが笑

 

距離とかそんなのは『感覚』で身につけろ。

的な。

ちなみに風間さんは守備もめちゃくちゃ上手でした。

 

 

独特な感性と感覚を持って、我々の考えてる範囲を超えて特殊なプレーを連発する選手。

そんな選手が減ってきたように思います。

選手が持ってる『感覚』は時には指導者側が伝えすぎることによって奪ってしまうこともある。

 

ここ数年で感じるのは小学生の頃にいろいろなスクールに通い、指導をたくさん受けている選手ほど、その選手が持っている『感覚』が薄くなってきている印象。

その分ボールを触る回数も多いので技術的には高いのですが

教わりすぎて、そして教える側が自分の考えを押し付けすぎて創造性、独創性、即興性と言ったその子の本来持つ感性が薄れてしまっている。

極端な話がやらされ過ぎてサッカーそのものの魅力や楽しさがなくなってしまうケースも良く耳にします。

 

そんなやらされ感満載な選手からは感性や感覚といったものは生まれるのでしょうか。

私が一緒にベルマーレのフットサルでプレーした感性の塊のような選手は、幼少期に親に無理矢理バイオリンをやらされて、ある日2階の窓からぶん投げたそうです笑

 

もちろん例外もありますが。

 

過去にOBで感覚抜群の選手がいました。

小学2年生に初めて見た時から抜群のセンスを持っていました。
その選手の所属チームは全くの無名のいわゆる少年団で、サッカーの量も適度で、保護者はベストな距離間の関わり。

 

ジュニアユースから本格的にその選手に指導するようになりましたが、ほとんど何かを求めることはせず、自由に伸び伸びさせた記憶があります。

唯一求めたこととすれば、

独自の感覚あるプレーを実行する技術

インテンシティが高い中でのスピードを養う目

 

のみ。

気を付けたのはそれをクラブスタッフ全員で持つこと。

 

彼の代は周囲も同じような感覚を持っていた選手も数名いたので、伸び伸び楽しそうにプレーしてましたね。

昨年尚志高校で中盤の軸として全国大会にも出場しましたが、尚志高校でも彼の感性を大事にしてくれたようで、国体にも出場し、現在も強豪大学でプレーしています。ぜひプロになってもらいたい選手の一人です。

 

もちろん感覚派なのかそうでないのか、丁寧に理論やロジックを言語化して伝えた方が伸びていく選手も当然いて、我々はそこを見極められる目を持つことを大切にしています。

そしてどんな選手に対しても独特の感覚を持ち続けられるようにクラブでも指導者間で常に研究しています。

その一環として、クラブでは週に一回、幼児を教えてる時間を作っていますが、上記のような感性はこの年代は特に特殊していて、当然ながら初めてサッカーに触れる中で育まれる『感覚』や『感性』は本当に勉強させてもらってます。

 

彼らはつまらなかったらやりませんから笑

 

いかに興味を持たせるか、個性を消さず、サッカーに触れさせるか。

先日もスタッフ間で幼児スクールを振り返り、難しさと重要性と指導者としての原点であると再認識していました。

 

話はそれましたが、もう一つ『感覚派』と言われる選手のあるあるとして、どうしてもセレクションにおいても評価を得ることがなかなか難しい傾向にあると思います。

 

一発で評価を得なければまだならないセレクションという場では、初めてプレーする選手との連携がどうしても合わなかったり、やりづらかったりしてしまうので、阿吽の呼吸と言うのでしょうか、

微妙なズレや距離感から発動するプレーがなかなか生まれづらくなってしまう。

これから我々もセレクションの時期に差し掛かりますが、そのような感性を持った選手たち、そして『感覚がある』選手たちに対しては特に注意してその才能をしっかり見つけてあげなければいけない責務があると感じています。

 

ちなみに感覚派は美術や音楽の成績が良い傾向が。

逆に理論や分析力に優れてる選手は数学や理科が得意。

 

あと感覚派はPKが下手笑

尚志高校が選手権で敗退した際、PKを外したのも彼でした笑

ちなみにインターハイもプレミア参入戦も外したそうで…。

 

皆さんのお子さんはいかがでしょうか笑

 

 

文頭に話を戻しますと、スルーパスを出した選手が感覚派かどうかは別として、ただあのスルーパスは間違いなく『感覚』で出したもの。

 

だって一回も見てないんだもん(笑)

 

むしろ見てたら私のポジショニングも変わってきたかも。

だからあえて見なかったのか。

 

そこは特に追及はしません笑

 

ちなみにその選手は大卒後、川崎フロンターレに入団し、フロンターレ一筋で長年中心選手として活躍し、日本代表にも選ばれたあのレジェンド。

数年後、日本代表で兄にも同じようなスルーパス出してましたね笑

 

最後にもう一つ

その試合は1-0で私の大学が勝利しましたv

 

サッカーは素晴らしい。

 

対戦いただきましたチームの皆様、ありがとうございました。

保護者の皆様、応援ありがとうございます。

 

 

石川貢


~NEW~ 最終更新 2022.06.24

【新子安と追浜】
【トップ】
・神奈川1部リーグ第2節
 vs 湘南ベルマーレEAST
 1-0
小松詩龍(三浦旭SC)
【セカンド】
・神奈川3部リーグ第2節
 vsY.S.C.C BLUE
 5-2
石島凌来(横須賀シーガルズ)
中村涼星(津久井ペガサス)
二見翔大3(長浦少年サッカー友の会)
トップ・セカンド共に県リーグ第2節が開幕戦に引き続きHOMEリーフスタジアムで行われました。
難しいゲームでしたが、共に勝ち点3を奪い開幕連勝スタートを切ることができました。
前節から生まれた課題も修正され、終始主導権を握る内容でしたが、それ以上に勝利への欲と熱量が上回った事が勝利の要因だったと思います。
翌日の日曜日には関東リーグ1部に所属するマリノスしんよこさんとトレーニングマッチ。
JY年代のマリノスさんは今でこそ『しんよこ』と『追浜』で分家されていますが、我々の時代は
『新子安』と『追浜』
JY時代、オッパマーズで育った私は当時から
何かと大人びた『新子安』と、田舎者扱いされる『追浜』と分類され
全国大会に行くと、追浜は偽物と言われ、『おいはまってどこだよ』とバカにされてました笑
当時の『新子安』のサッカーはいい意味で大人びていて、とにかく賢くて上手い選手ばかり。
まさにエリートと言う言葉がぴったりと当てはまり、こちらがライバル心剥き出しで食ってやる気持ちで行っても
淡々とプレーし、クールにいなされ、点を取っても喜ばず、華麗なプレーを連発しても表情変えることなく、当たり前ですけど感を出されて、まさにシティーボーイと三浦半島の田舎者の差を感じた記憶が残ってます笑
サッカーだけでなく、流行にも最先端で
ティンバーランドのブーツを履いたらレッドウィングで違いを見せられ
リーバイス501ダブルXで勝負を仕掛けたらエビスジーンズでいなされ
G-SHOKをはめて浮かれている中、データバンクで差を見せつけられ
ブーンとクールトランスの雑誌で臨んでもメンズノンノとストニューで遊ばれ
cKONEの香水でオシャレぶっても、シャネルのアリュールで上をいかれ
マガジンのボーイズビーで興奮してる中、ホットドッグプレスで大人の恋愛事情を知り尽くし
汐入のジーンズメイトや横浜のビブレでアメガジやビーボーイでオシャレに決めても、渋谷や原宿でキレイめとモード系で相手にされず
とまぁサッカーに限らず、何かと常に最先端を行かれていて、今の中学生はどう写っているのかはわかりませんが当時はそれがまたかっこよく見えて、ピッチ以外でもどのチームよりも『新子安』を強く意識していました。
話はそれましたが、この日の彼らも当時の『新子安』と同じような衝撃と流行の差と同様に見せつけられ、インテンシティー高さとクオリティーの違い、そしてスピードと時間をコントロールされた立ち上がりは目がパチパチしてしまってました笑
そんな中でも次第に順応していく彼らの対応力、そして変化に対しての順応性、そして横須賀地域特有の相手に怯まず向かっていく姿勢と度胸が高じて、0-2から追い付いた時は、公式戦同様のテンションと喜びを表現していました。
当時の我々オッパマーズも、大人のサッカーでいなされても、舐められてたまるか精神で向かっていき、この日の彼らのように、最後まであきらめない姿勢で望んだ記憶があり、3年生の秋の高円宮杯の神奈川県決勝で1-0で勝利し、喜びを爆発させたことは今でも忘れません。
この日のスコアだけ振り返るとやれていた印象ですが、映像を見返すとやはり個々の質の差は歴然としていたと思いますし、そこの現実と向き合い続けていかないと差は広まる一方であって、ただ全く手が届かないと言えばそんなこともない。
リーバイスも履き続ければエビスより良いデニムになりますし、データバンクは意外とボタン押しずらいし、アメガジやcKONEを好む女性もいます笑
ただレッドウィングの渋さには勝てん笑
特に黒のレザーは神。
我々は我々らしく、リバウンドメンタリティーを持って取り組み続け、『新子安』でも『追浜』でもない、『シーガルズ』の色を持って成長していきたいと思った週末でした。
実家にレッドウィングが残してあるので、次のオフはそれを履いて出かけようと思います笑
対戦いただきましたチームの皆様、ありがとうございました。
保護者の皆様、応援ありがとうございます。
石川貢


 

【HOME】


・トップ
神奈川1部リーグ第1節
vs 横浜FC鶴見
3-1
石井爽太郎(横浜F・マリノスPr追浜)
釜屋光希(FC S.S)
オウンゴール

・セカンド
神奈川3部リーグ第1節
vsFCVinculo
2-1
石島凌来(横須賀シーガルズ)
中村涼星(津久井ペガサス)

物憂げな6月の雨に打たれながら開幕したU13県リーグですが、トップセカンド共に勝利し、勝ち点3を奪うことができました。

待ちに待った初の公式戦。
緊張、不安、待望、期待、動揺、興奮。
多くの感情を抱きながら迎えたこの日ですが、ミーティングの際の彼らの胸高まる表情が印象的で、

多少の硬さはあるだろうけど、彼らならやってくれるだろう

との心境で臨んだゲームでしたが、思ったよりもガチガチであって笑

彼ららしくないアップテンポに攻守が目まぐるしく展開していく内容となりました。

名もなき詩のCメロくらいアップテンポで噛まずにはいられませんでした笑

この年代でよくある光景ではありますが、あるがままの心で進んだ彼らのフットボールをとりあえずはそこまで制御せずに見守ることにしました。

その中できっちりと勝ち切ったことは彼らの力であり、ゲームを『コントロール』する能力は次第についてくるだろうとの観点と、やはりというか当然ながら完成されてないこの育成年代で完璧を求めることよりも、エラーを重ねながら積み重ねていく作業を。
そして幸か不幸か、この日最高のパフォーマンスを見せてくれたのは緊張と不安から解き放たれた、公式戦後のトレーニングマッチを考えると、この環境から育まれていく成長曲線と彼らの未来を期待せずにはいられない時間となりました。


開幕戦、またコロナ制限が少しずつ緩和されたこともあり、たくさんの方々が応援に駆けつけてくれました。
この日は皆さんの協力もあって一日リーフスタジアムを抑えることができ、トップセカンドが同会場で開幕戦を戦うことができました。

U15とU14もこの日リーフスタジアムで活動でしたが、U13県リーグの重要度を高く考慮して、時間設定などしてくれました。

選手たちには伝えましたが、みんなが試合ができ、勝って喜ぶことができたのは当たり前ではなく、見えないところでいろいろな人たちが動いていて、多くの人たちの努力とサポートがあったからであって、そこへの感謝とリスペクトを忘れないこと。
そして君たちにできることはそのエネルギーを力にして成長し続けること。

この日のリーフ抽選から会場を抑え、調整や運営準備、またクラブユース関東大会前などの準備など、この日を迎えるまで、スタッフたちが尽力して準備してくれ、私も若干の肌荒れが出てしまうくらい忙しい日々を過ごしてましたが笑

試合後のスタンド挨拶で、応援に来てくれた方々の表情やあたたかな拍手、選手の充実した笑顔を見ると、やはり『HOME』の試合は最高だなと思い、チームを支えてくださってる方々の活力を感じることができた一日となりました。


なんてことのない作業が
回り回り回り回って
今僕の目の前の人の
笑い顔を作ってゆく

#彩り
by Mr.Children


この曲がピッタリな一日となりました。

ちなみに彩りが収録されているアルバムは『HOME』、、

そして来週もまた『HOME』リーフスタジアムでお待ちしてます。


対戦いただきましたチームの皆様、ありがとうございました。

保護者の皆様、応援ありがとうございます。

石川貢

【リーグ開幕に向けて】

 

 

FC習志野

SCH.FC

FCAIVANCE

東急Sレイエス

横浜FC

エクサス松戸

※敬称略

 

GW遠征後、リーグ戦に向けて日々高強度のマッチメイクができています、

特に東急Sレイエスさん、横浜FCさんと言った関東リーグに所属している相手とこのタイミングで真剣勝負が出来たことは彼らにとって大きな刺激となりました。

 

と同時に彼らの中でチーム内競争が激化し

トレーニングマッチ同等、いやそれ以上に毎日のトレーニングでバチバチの環境を生んでおります。

 

今年のテーマを『KYOUSOU』と掲げている中で、言わなくても選手同士で高い意識のもとチーム内でトップを目指して競争し、成長が生まれています。

 

クラブでは3年前からU15と同様にU13リーグでもトップ、セカンドの2チーム出しを試みていて

トップは県1部、セカンドは3部リーグ。

31名が在籍しており、最低登録人数が15名とされているのでギリギリの人数で参入し、多くの試合経験を積んでいます。

(今年度からクラブ登録によりU12選手も登録可能)

 

その意図。

 

やはりこの年代は多くの試合経験が重要。

リーグでの結果も重要ですが、このU13年代は『個』としてどれだけ伸びるか。

週末のゲームの中でトライアンドエラーを繰り返し、トレーニングで改善、成熟していくサイクルが大切であって、その中で成長が育まれる。

もちろんみんながトップに入りたい想いはありますが、セカンドで悔しい気持ちをもって試合経験を積んだ後、U15年代でトップ登録され力を発揮する選手を多く見てきました。

 

毎年出場時間をデータ管理していますが、怪我人を除き、2/3以上の出場時間を全選手が確保し、今年の3年生がクラブユースを制覇した一つの大きな要因であると感じています。

昨年卒団したある選手はU13の頃は1年間セカンド登録だったものの、メキメキと力をつけ、U15ではトップ登録で試合に出続け、現在神奈川県1部(K1)リーグの高校に推薦進学し、1年生でレギュラーを掴んでいます。

 

何が言いたいかと言うと、選手たちには常々伝えていますが、セカンドだからダメ、トップに入れないから下手なんだ、ではなく、今ある現状の中で受け入れられるかどうか。

人間臭さのような悔しさを全面的に出すことは嫌いではありませんが笑

 

要は他人や環境などに左右されず、自分に矢印を向けていかに反発芯をもって取り組めるかどうか。

 

逆に言えばトップだからOKでもなんでもない。

満足したらそこで終了、分かれていても目指すべき道は同じであり、トレーニングも同じ土俵、同じ目線でやってもらいます。

 

 

最近は何も失敗しない育成年代を過ごすほど恐ろしいものはないと感じておりますが。

 

と言ってもそこはまだ中学1年生。

中には小学生時代では経験してこなかった苦痛や悔恨を感じてることもあるでしょう。

我々のサポートも与えていきますが、まずはそこは自身、そして仲間と共に乗り越えてもらいたい。

 

共走・共想・協創・協奏…

 

色々な『KYOUSOU』の意味合いの中、個々の成長曲線を描き、チームとして一体感を生み出してほしい。

チーム立ち上げのキックオフミーティングで伝えたましたが、覚えているかね?笑

 

時には転倒し、挫折を繰り返し、擦り傷を作り、悔し涙をしながらも、足を引きずってでも起き上がり飛躍を見せてほしい。

 

長く助走をとった方がより

遠くに飛べるって聞いた

#星になれたら

 

高ければ高い壁の方が登った時気持ちいいもんな

#終わりなき旅

 

悔しくてこぼれ落ちたあの涙も

瞳の奥で沈んでいった夕日も

目を閉じると輝く宝物だよ

#白い雲のように

 

いつもMr.Childrenなので、たまには違うアーティストも笑

まさか有吉がヒッチハイクでユーラシア大陸を横断したとは今の選手たちは知りもしないでしょうけども笑

 

名曲です。

 

話はそれましたが、いよいよ開幕です。

 

楽しみながら選手と共に開幕を迎えたいと思います。

 

対戦いただきましたチームの皆様、ありがとうございました。

保護者の皆様、応援ありがとうございます。

 

石川貢


~NEW~ 最終更新 2022.06.02

 

【新たな歴史】

 

もっと もっと

輝ける日は来る きっと来る

もう少し そう信じて

 

『End of the day』

by Mr.Children

 

30周年を迎えた私の愛するMr.Childrenの歌詞からスタートさせていただきます。


少し時間が経ってしまいましたが、クラブユース神奈川県大会で優勝することができました。

選手、保護者の皆様、あらためておめでとうございます。

そしてクラブを支えてくれた全ての方々にこの場を借りて心からお礼を申し上げます。

 

シーガルズJYが創立して33年。

 

1期生には元プロサッカー選手で現在桐光学園の監督を務める鈴木勝大氏やマリノスユースからトップに昇格した松木秀樹氏など偉大な先輩たちを皮切りに、旬な所で行くと日本代表で活躍中の伊東純也氏もOBとして在籍。

扶コーチ、タツコーチ、若手のアキトコーチや宮川コーチはJYのOBでありますが、私や兄の直宏はシーガルズの在籍は小学生までで、実はJYのOBではありません。

五十嵐コーチや田辺コーチに至ってはシーガルズに在籍すらしていませんが笑

 

そんな33年の歴史があるクラブですが、クラブユース、高円宮杯含めて、神奈川を制したのは初めてであり、更に言えばこの学年はU13の頃にもリーグ戦を制し、初の関東リーグに昇格した学年でもあります。

名実ともに歴史に名を刻む快挙を成し遂げた彼らでありますが、入団当初はコロナ禍が真っ只中、思うようなスタートが切れなく、その後ももどかしい時間を過ごした代。

そんな劣勢をポジティブに変え、関東リーグ昇格にとどまらず、今回の神奈川制覇を成し遂げた彼らの底力に感謝の念を持ちながら、さらに過去を思い返すと、ここに至るまでの紆余曲折と苦労と苦悩、そしてクラブに携わる多くの方々の血の滲むような努力を振り返ざるを得なくなり、表彰式を見つめながら言葉に表すことが出来ない感情が沸き上がって、それを悟られないように会場の椅子を片付けてました笑

 

すみません、文頭からU13カテゴリーの内容とは違うものになりますが、今回はクラブとして初の快挙ということもあり、番外編ということで、今までを思い返しながらの内容として、少しお付き合いいただければと思います。

 

クラブに在籍して9年目。

2014年4月に私はこのクラブに帰ってきました。

現在の在籍選手数は約90名。

私がクラブに来る前の年の人数は

 

U15、13名

U14、15名

U13、21名

 

50名に届かない数字でした。

セレクションはもちろん全員合格。

合格者のほとんどが他クラブにもっていかれ、定員が足りなくて、内部である少年チームに頭を下げて入団を懇願。

毎年3年生になるまでに10名以上が退団。

 

『態度悪いから』

 

との理由で練習試合もできず

借りていたグランド会場の物品を破損し、出入り禁止。

試合会場に選手が行ってもスタッフが誰もいない。

 

選手とスタッフが誰が辞めたことにすら気付かない

 

挙句の果てに選手が練習をボイコットし

リーグ最終節に人数が足りなくて不戦敗

その結果、リーグを降格。

 

僕が入る前の2013年までのシーガルズはこんな状態でした。

 

まだまだ載せれない内容が山ほどありますが笑

そんな環境からスタートしました。

 

誤解を招く前にお伝えしておきますが、当時の選手たちに全く落ち度はなく、むしろサッカーへの欲や熱量は今の選手に全く劣ることない可能性を秘めた選手ばかりだったのを思い出します。

その辺りは後ほど伝えるとして

 

私にとってそれまでの指導者ライフに全く不満はありませんでした。

26歳で現役を辞め、横浜FCの普及コーチからサッカー指導者としてスタートし、新しく立ち上げたクラブの指導や運営に携わり、そこまでの時間は自分にとってとても充実していた時でした。

そんなある時、

 

『シーガルズを救って欲しい』

 

と、突然お話をいただきました。

当時のシーガルズは一時期の発展していた時から下降線を描いていて、新しくクラブチームが増えていた時期と重なったこともあり、まさに衰退していた時でした。

結果だけでなく、シーガルズが色々な意味で苦労していることは聞いていたこともあり、指導者がコロコロ変わり、選手が大量に退団し、良くない噂も耳に入ってきている時期でした。

 

このままではクラブが潰れてしまう

 

と話を持ちかけてくれたのは、僕が小さい頃からシーガルズをボランティアや社会人チームとして支えていた方々で、僕ら兄弟が小学生の頃から可愛がってくれた方々でした。

かれこれ30年近く親交がある方々です。

そんなお世話になった方々からの依頼だったものの、その当時在籍したクラブを離れる理由は何一つなく、またその年に結婚をし、妻が妊娠をしていた時と重なり、家族の意向を考えてもタイミングではないとお断りをしました。

 

その後もシーガルズの下降していく情報も耳にし、その度にまたお誘いの話をいただくと言う流れが続いていました。

何度野比のガストで話し合ったか笑笑

特別心を動かされた何かがあったわけではありませんが、

 

『シーガルズを救えるのはお前しかいない』

『将来は石川兄弟でシーガルズを発展してほしい』

 

ありがたい言葉をもらい、私自身育ててもらったクラブへの想い、そして熱心に誘ってくれた方々への気持ちとその恩返し、そして自分自身のチャレンジの意味も込めてクラブを移る決心をしました。

 

クラブを移るにあたり、私のために動いてくれた方々には今でも頭が上がらないし、長女が生まれたばかり後、大雪の中、妻の実家の三崎まで話し合いに来てくれたことが懐かしいです笑

 

そして2014年4月からシーガルズでの生活がスタートしましたが、なかなか大変でした笑

お伝えしたようにまさに0から、いやマイナスからのスタートだったので、最初の合宿から半数近くが遅刻し、挨拶もせずにバスに乗り込んでくるところから出発笑

児玉コーチとポカーンと見つめ合ってしまいました笑

ある程度は聞かされていたものの、指導指針もコンセプトも当然何もない状態。

 

日々悩みに悩み、肌に敏感な私は、当時の写真を見返すと子どもを抱きかかえる顔はほぼ肌荒れしています笑

どれだけ熱く選手にアプローチしても響かず、結果なんて出るはずもなく、日々肌荒れが進む一方でした笑

 

なぜ分かってくれないんだろう、なんで動かない、変わらないのだろう、と思い悩む日々が続く中、ある本を読んでいるとこんな言葉を目にしました。

 

相手を変えたいなら自分を変えること

他人は変えられない

変えられるのは自分だけである

 

変えなければいけないと感じたのは、選手ではなく自分自身、そして関わるスタッフたちからでした。

 

と言うのも、先ほども述べましたが、僕が聞かされている程、選手の力が全くないわけではなかったのです。

むしろ彼らの眼を見ていると、サッカーへの意欲を感じ、

 

俺たちはサッカーがやりたいんだ

もっと上手くなりたいんだ

大好きなサッカーを教えてくれ

 

一種の飢えのようなものがどこか心に響きました。

 

何が問題か気付きました。

いや気付かされました。

 

僕を含めて関わる大人たちが

 

『あいつらどうせ〜だから』

『何回言っても〜だから』

との先入観があって、選手へのリスペクトが感じられず

実は指導者側が時間にルーズで、挨拶してなかったり、どこか偉そうだったり。

 

いやまてよと。

変わるのは我々ではないだろうかと。

 

そして脳裏に浮かんだのは、横浜FCの指導者時代の尊敬する方の言葉。

 

『指導者は選手の鏡』

 

選手は指導者をよく見ていると。

選手は指導者を選べない。

各家庭から大切な子どもを預かっている以上、一人一人と真剣に向き合っていこうと。


当時横浜FC在籍時、尊敬するスタッフからは
『あーあ、選手のせいにしちゃったね』

とよく言われました。


選手ができないのは指導者の責任。

こんなこともできないのかと言うのは、自分はこんなこともできるようにできない無能な指導者、と自分で言ってるようなものだと。

選手を変えるよりもまずはそこに関わる大人たちからと思い、

スタッフに何度も集まってもらいディスカッションを重ね、


子どもの成長を求めるのなら、まずは関わる我々から変わりましょうと。

厳しい事を要求するなら自分にも厳しいプレッシャーを与えましょうと。
選手時代どうだったとか、過去の実績や指導経歴、ライセンスとか関係ないと。



言葉遣い、身だしなみ、清潔感、規律面、時間。

 

これは今も言い続けていることですが。

 

選手をリスペクトすること。

選手以上に我々が学ぶこと。

選手はそれを見ている。

そして我々は見られている。

そんな事から始めました。

 

と言っても、当時は専任コーチは私だけ。

他は皆さんボランティアコーチで、当然ながら他に仕事を抱え、家庭を持ちながらスタッフとして手伝ってくれていました。

 

ただ選手たちからすればボランティアだろうが専任だろうがコーチはコーチ。

他人の子どもを預かる責任は変わらない。

 

現場に立てば関係ないので、そこは確固たるものとしてスタッフ間で強く、継続して求め続けてきました。

 

今思えば、それが窮屈で、億劫で、堅苦しくて

どこかで我慢してくれていたかも知れません。

 

それでも僕の行動に一緒になって協力してくれました。

 

前代表の瀬川さんやずっと支え続けてくれている梅沢さんからは

『とにかく貢のやることに協力しよう』

 

と言ってくれました。

 

今もですが当時もクセのある、我が強いスタッフが多かったので、

ぶつかり合ったし、言い合いもしたし、ケンカもたくさんしたな笑

 

でもそこから何かが少しずつ変わってきました。

 

ボランティアコーチたちが、自費でマイクロバスの免許を取得して、貴重な休みを選手たちのために長時間運転し、遠征に参加してくれました。

梅沢さんは波崎の地面に足をつけることなく往復送迎してくれました笑

 

それまでは選手に審判資格を取ってもらい、リーグ戦の副審を選手たちにやってもらっていましたが、全てのスタッフが資格を取得し、担当し、今ではOB選手の保護者が協力してくれています。

 

みんなが選手にとって何か必要なのかを本気で考えてくれるようになりました。

 

そして変わってきました。
シーガルズでサッカーがしたいと言ってくれる選手が増えてきました。

30名も満たなかったセレクション数が100名を超えるようになりました。

結果も出始めてきました。

 

結果が出ると、地域に支えられて僕らがサッカーができている事に気付きました。

 

その恩返しを行動で起こそうと、活動場所のゴミ清掃や草むしりなど清掃活動を始めました。

そんな我々の活動に企業や個人が応援してくれるようになりました。
気が付いたら応援していただける方々が増え、企業ロゴがマイクロバスいっぱいになるまで増えました。

 

そしてシーガルズで指導したいという仲間も増えてきました。

当時の専任コーチは僕1人でしたが、2年後に中村コーチが、3年後には田辺コーチが仲間に加わり、マッチメイク、グランド調整、合宿、大会などの運営など分担してやれる環境が整いました。

1年半前に弟である扶コーチが入閣し、少年強化チームを立ち上げる際に五十嵐コーチが新たに加わり、今では専任コーチが5名になりました。

 

そして多くのOBがクラブに戻ってきてくれ、コーチとしてサポートしてくれるまでになりました。

昔からの仲間たちが応援してくれ、その中の増川さんがトレーナーとして手伝ってくれるようになりました。

クラブを取り巻く多くの事が変わってきました。

 

ただ変わってきたのは良い事ばかりではありませんでした。

チームが上向きに進むことで生まれる批判や非難を受け、自分のやっていることが否定される痛い経験もしましたが、そんな時に支えてくれたのは同じ指導者の仲間たちでした。

心が痛くなるようなありもしない悲しい誹謗中傷も少なくなかったですが、本当に親身になって聞いてくれる同志がいて、励まされました。

 

練習試合を組む相手もいない時でも、ありがたいことにJクラブに在籍する先輩指導者の方々は、力の差が歴然としていても、トレーニングマッチを組んでくれました。

当時の保護者に毎月組んでいたJクラブとの練習試合に驚かれた記憶があります。

 

悩みや不安を夜遅くまで聞いてくれる仲間もいました。

私一人ではとっくに潰れていたでしょう。

 

本当に心から感謝しています。

 

私自身もここ数年、少しずつ立場も心境も変わり、

『チームを強くしたい』

『良い選手を集めたい』

との一心で始めた時から、

 

このクラブが強く、みんなから応援され、長く愛されるクラブになるためにいま何ができるだろうか。

選手たちにとってより良い環境を作っていくためにどんなことが必要なのか。

卒団してもシーガルズが大好きで、将来様々な形でこのクラブに戻ってくれるような場所、環境にしていく為には何をすべきだろう。

応援してくる方々が、シーガルズのサッカー、選手が躍動している姿を見たい、日々の生活に元気をもらえる、毎週末の試合に行くのが楽しみになる、そんなクラブにしたい。

 

10年後、20年後のクラブの未来と存在意義。

 

そんなことを考えるようになりました。

 

その答えは未だに見つかっていませんが、少しずつ、本当に一歩ずつ前に進むことができ、皆さんの支えを受けて、今回クラブして一つの栄冠を掴むことができました。

 

優勝することで、こんなにもたくさんの人達からお祝いの言葉をかけられるとは思ってもいませんでした。

 

当時支えてくれた指導者仲間からも激励の言葉ももらいました。

 

9年前、公式戦に観戦にくる保護者はほぼ0でした。

泣きそうなくらいさみしかった記憶があります。

決勝戦は本当にたくさんの方が応援に来てくれました。

少年チームの保護者まで来てくれたと聞いています。

この日に限らず、今では本当に多くの方々が応援に来てくれ、試合後の挨拶の際は、9年前の『ほぼ0』を思い出し、

当時とは全く違う感情で泣きそうになってます。

 

 

 

この日もここまでの事を思い返すと、深く、重い、そして熱いものが浮かび上がってきました。

 

40歳になったおっさんでも心から熱く、気持ちが高ぶる想いと感動を与えてくれた選手たちに本当に感謝してます。

 

そして最後に、9年前の決断を後押ししてくれた妻にありがとうと伝えたいです。

いま思えば一人でやっていた時は事務所もなく、当時のアパートで事務作業をし、使った汗臭いビブスも自宅で洗濯していて、さすがに怒られた思い出があります笑

家族ができたばかりで明日も見えない中、何も言わず信じてついてきてくれ、ほぼ母子家庭に近い中、仕事を抱えながら4人の子どもを見てくれている妻には誰よりも感謝の気持ちでいっぱいです。

良い皮膚科も探してくれました笑

9年。
まだまだゴールではありませんし、ここからまた選手とスタッフ、そしてクラブをを支えてくれるシーガルズFamilyと一緒に新しい歴史を創り続けていきたいと強く想い、やはり最後はMr.Childrenの言葉で締めくくりたいと思います。

明日は来るさ

寒い夜にだって終わりは来るさ

太陽は昇り

どんな人の上にもまた新しい 暖かな光

 

『End of the day』

by Mr.Children

 

長文にお付き合いいただきありがとうございました。

石川貢


~NEW~ 最終更新 2022.05.12

 

【充実したGW】

 

 5/3-5の期間、関東リーグ所属の前橋FCさんにお招きいただき、菅平遠征に行ってきました。


ここ数年はU14と共にお世話になっております。
U13としては初めての宿泊遠征になり、毎年オンザピッチ・オフザピッチ共にクラブとしての共有すべき内容の感度を図りながら、選手たちの普段見えない性格的な部分含め、隠れキャラの発掘など笑、スタッフにとっても、楽しみな遠征になります。

個人的には、長らくU15を担当していたのもあり、この時期に遠征を引率するのは久しぶりで、準備段階を含めてこの遠征で選手たちに何を得て、どんなテーマで、何を求め、6月から始まるリーグ戦に向けてどんなことを…

とかいろいろ考えましたが、私が選手の立場だったら、

新しい仲間との初めての宿泊
大型バスの移動
天然芝のピッチ
大自然の中の大好きなサッカー

楽しみしかない彼らにとって、いろいろ求められるよりもとにかく好きな仲間と思い切りサッカーを楽しみたい!
との気持ちになるのではと思い、あれこれ言わず、非日常の中で生まれる彼らの表現力、発信力、自制力、行動力、思考力、そして団結力を見守ろうと。

出来るだけ(笑)。

ただしあまりにも自由を与え過ぎると、2006年ワールドカップのジーコジャパンのようにまとまるものもまとまらない恐れもあるので、トルシエとまでは言わないが、最低限のフラット3と規律と制限の中で、6月の勝利の歌を忘れないくらいの雰囲気の中で、彼らの成長とチームとして和を育んでいければと思い、3日間過ごしました。

個人的にはアギーレジャパンが好みです。  

その中で今回の遠征で多くの収穫を得ることができましたが、一番の収穫は、

『GW渋滞の恐ろしさ』
と合わせて(笑)

『基準』
が生まれたこと。

繋げたものが繋げない
奪えたものが奪えない
守れてたものが決められる
決めれたものが入らない 

1つのきれいな直線が引かれました。
関東レベル相手に通用していたものが通用しないという1つの経験が、彼らの『基準』となり、その目線でフットボールを考えることができたと言うこと。

すなわち大切なのは、遠征後の彼らの行動なわけで。
どの遠征でも同じ、いや日々の活動にも言えることですが、成長に変わるきっかけは与えたつもりで、この曲線を上げていけるかどうかは自分次第なわけで。
もうすでに変わっている選手もいますね。 

我々はきっかけを与えるに過ぎない。

クリック一つでなんでも手に入り、タップすれば大抵の情報が手に入る時代だからこそ、ここのマインドがある、この辺の感度が高い選手はこの年代、グングンと伸びていき、それはもちろんピッチ外でも。 
食事一つで変わってきますね。
朝の起きた散歩の表情でも変化が見られました。
まだまだ背中を押していかないと前に進めない選手もいるのが現状ですが…。 

焦らず見守り続けて参ります。 

規制や縛りの要求を最低限に設定している中でこれだけは確実に、明確に伝えるべき唯一の内容として2日目のミーティングで用意していたもの。 

この遠征に参加できている背景に多くの方々のいろいろな努力があって。
そして参加したくてもできない仲間がいて。
仲間のリスペクトを込めた彼らの行動。
また送り出す目線としての考え。
この遠征に限らず、この年度の切り替えで君たちにどれだけお金を使っているか。

君たちだけでなく、兄弟もいる家庭が多い中で、遠征に来れて、楽しくサッカーができるのは簡単なことではないぞと。

大好きなサッカーに没頭できる、裏側に何が起こっているか。
 
ミスチルは2番の歌詞に伝えたいメッセージがある。

お金を稼ぐことができない君たちがいま返せるのは、サッカーが上手くなることだけではないはず。

正解が一つでなく、いやむしろ正解がない発問に対して彼らが出す答えは今後の彼らの行動にかかっていると思っております。


文末になりますが、遠征期間中にU15がクラブユースの関東大会出場を決めました。

この場を借りて、選手、保護者の皆様にこの場をお借りして感謝のメッセージを伝えたいと思います。
関東出場おめでとうございます!

菅平の地で5年振りの快挙を聞き、心から喜び、選手たちの活躍を聞き、今回の遠征同様にまた大きな刺激を受けた素晴らしいGWとなりました。

彼らはU13時代、コロナの影響をモロに受け、その中でU13リーグを制し、参入戦トーナメントで優勝し、クラブ初の関東リーグ昇格を成し遂げた学年。 

まだまだ通過点。
更なる高みを目指して飛躍していきましょう!
最高のGWをありがとう!

石川貢

~NEW~ 最終更新 2022.04.28

 

【千葉遠足】
 
U13は先週の土曜日に千葉まで遠足...
 
いや遠征に行ってきました。
 
入団して初めての県外での移動。
マイクロバスを所有しているので、チームで3年間いろいろな地域に出向いていますが、
 
初めての行動による不安からか、緊張感からか、寝坊、時間間違え、バス酔い、トイレなど、多くの事例があり、この日も多少のリスクを想定していましたが、感染予防も徹底し、とりあえず時間通りJR久里浜駅から無事に出発できました。
 
車内に肥料の臭いが充満するだけでテンションが上がるこの年代ですが、
『観覧車だー!』
『やったー!』
やったーってどういうこと?
 
寄らないよ(笑)
 
まさか遊園地にいくつもりだったのか?
 
と、終始遠足気分な選手たちと楽しく移動できました(笑)。
 
途中アクアライン前で渋滞に巻き込まれましたが、大きな問題なく現地に到着し、長距離移動で身体が動かないなどのパフォーマンスの低下が例年見られますが、千葉の強豪VITTORIASさん相手にそれを感じさせないプレーを見せてくれました。
 
立ち上がりから攻守において自分たちから主導権を握り、多くの得点と、意図的なボール奪取から、様々な攻撃の形を作ることができました。
 
しかしながら試合数をこなしていく上で、この日の天然芝に苦戦し、そして気温上昇、相手の個の能力と対応力に少しずつミスが増え、彼らの良さの一つでもあるコミニケーションも減り、うまくいかない時間を過ごしていくことになりました。
 
タフに戦い続けること、心拍数や重場戦になった際の状況判断とそこから生まれる連携とコミニケーション、そしてクオリティーの低下といった課題を持ち帰ることができ、やはり地域外に出ることでの気付きと発見、その経験の重要性を感じた日となりました。
 
エネルギー溢れるU13の可能性を拡幅、増幅、そして飛躍させていく上でやはり、県外へ移動し、特性の違う相手と本数をこなし、タフに、タイトに、ハードに取り組むことは必要で合って、その上で課題や成果を選手自ら感じることが成長期である彼らにとって重要。
 
そしてこの年代はオフもやっぱり必要。
 
翌日の日曜日は初めての祝日休みを与え、新学期の学校生活含めて、環境の変化による疲労を考慮し、心身ともに休養を、家族の時間を、サッカー以外の友人との時間を有意義に...
 
との狙いでありましたが、ほとんどの選手が一緒に遊んだそうで(笑)。
 
 
ダイエーで。
 
あそこはコースカーじゃないよ、ダイエーだからね。
 
疲れを知らない彼らと5/3から菅平遠足…いや遠征がいまから楽しみです(笑)。
対戦いただいたVITTORIASの皆様、ありがとうございました。
 
石川貢

 【サッカーってなんだろう?】

 
日曜日にFC厚木DREAMSさん、FCパルピターレJYさんとトレーニングマッチを行いました。
 

『ドリブルってなんだろう?』

『ファーストタッチってなんだろう?』
『タイミングってなんだろう?』
 
私が中学三年生の時に教わったコーチからよく聞いた言葉です。
今の選手たちと同じ年代の頃、全くサッカーが上手くいかない時間を過ごしていました。
急激に身長が伸び始めた時期でその影響からか小学生時代にできていたプレーができず、イメージしたプレーが全くできない日々が続きました。
今思えば、育成年代で有名ないわゆる『クラムジー』の時期に差し掛かっていたと思います。
 
当時中学三年生になるタイミングでコーチが変わり、それをきっかけにそれまでグランドに行くこと自体が苦しくなっていたのが、サッカーが楽しくなり、嫌いになりかけてたサッカーの楽しさを蘇らせてくれました。
かといって、『クラムジー』から脱出したわけではなく、相変わらずプレーに関しては全くうまくいかない。
けれど、そのコーチの問いかける言葉一つ一つに愛情を感じ、サッカーの楽しさや魅力を強制することなく熱く、時には厳しく伝えてくれたのを思い出します。
 
うまくいかない自分に自信と勇気の言葉ももらいました。
 
僕だけでなく多くの当時の仲間が同じように感じていて、
雨が降るとズル休みしていた奴らが、台風の豪雨の中でも、
 
『コーチ!早くサッカーやりましょうよ!』
 
と懇願していました。
 
この日のトレーニングマッチも、そして普段のトレーニングの中でも、なかなか上手くいかない中、試行錯誤している選手を目にします。
時には堪え切れず涙を流して悔しさを表す選手もいて、預かっているU13選手に限らず、今まで関わった選手たちもまた、私が感じたような時間を過ごしているようで、どんな言葉をかけるべきか、悩み、苦悶しながらこの年代特有の彼らの苦悩が刺さり、預かる難しさを感じております。
 
そんな時、冒頭の言葉が思い浮かびます。
僕の記憶では、そのコーチはプレーに関しては何か強制させるようなコーチングは一切していなかった。
 
気がする(笑)。
 
『ミツグー、今のプレーはどうだろう?3対1ってなんだろう?』
 
と、北海道訛りの口調で、問いかけながら言葉をかけてくれました(笑)
 
サッカーは大人のものでなく、選手たちのもの
コーチが求めるものを選手が探し出してしまったら、その選手はそのコーチ以上の選手にはならない
 
何年後かにそのコーチにお会いした時におっしゃっていたのを大事にしています。
 
考えることの大切さ
考えさせる環境づくり
強制、否定しない重要性
 
だけど原則の理解とその道しるべの提示は更に重要で。
『シーガルズモデル』とそれに基づく『プレー用語』と『プレー原則』はあってもそれを選択するのは選手個人であって、その原則を自らの判断で破り、最後にはコーチの発想を越えて良い意味で離れていく。
試合映像を振り返って自分自身のコーチングを聞いて彼らのサッカーを奪っていないか再認識していますが、まだまだ足りてません(笑)。
今週末も千葉の強豪と試合をし、GWに遠征し、5月は強豪相手とマッチメイクの連戦が組まれ、6月のリーグ開幕を迎えます。
今日も彼らと共にフットボールを追求します。
対戦いただいたチームの皆様、ありがとうございました。
 
石川貢

【KYOUSOU】

先週末は
土曜日に大豆戸FCさん
日曜日にはマリノス追浜さんとトレーニングマッチを行いました。

今回の題でもある

『KYOUSOU』
キックオフミーティングで選手たちに今年のU13のテーマとして伝えました。
早速、今回からメンバー分けを試みた中での週末。
選手たちには入団前の面談、そしてキックオフミーティングでもトップ・セカンドとチーム分けの中で公式戦に望むことを伝えている中で、今回実際にそれを味わう体験となり、彼らの中で様々な物思う時間を過ごした週末だったと思います。
多くの言葉を述べるよりも彼らのピッチでの行動や表現と表情を生で感じ、
悔しさから
自信から
背負いから
葛藤から
悔恨から
そしてプライドから生まれたプレーの数々を見て、『KYOUSOU』により生み出される成長を垣間見えることができました。
キックオフミーティングでは、メンバー分けに対して一喜一憂せず、悲観的に捉えるべきではないと。
U13が勝負ではなく、U15になった時、更に言えばそこから先のステージで勝負できるようにと。
成長期を迎えるこの年代、すぐに行動に移せる選手もいれば、次の練習から変わる選手もいる。
言わなくてもやれる選手もいれば言い続けないとやれない選手もいる。
すぐに目に出る結果は求めていないし、結果が出たから終わりでもなくて、そもそも結果ってなんぞや?と言う話にもなってきますが、
何を伝えたいかと言えば
今を戦えない者に次とか来年とか言う資格はない
byロベルトバッジョ
今時の中学生はカルチョの国が生んだ天才ファンタジスタを知らないようです笑
むしろ余裕で生まれてないそうで笑
環境やチャンスは与えますが、それを掴むのは自分次第。
今やらない者には次も来ない。
競争させることが減っていた現代社会に置いて、さまざまな意見もありますが、サッカーに限らず、ここから先少なからずどんな環境に置いても、隣の人と競い合い、勝負に徹していかなければいけなくなってくる。
手を繋いでみんな一緒にゴールすることが潮流の時代ですが、
我々は求めます。
厳しい環境を。
そして『KYOUSOU』と言う言葉についてもみんなで話し合いました。
共走
共想
協奏
協創
強走
競い合うだけが『KYOUSOU』ではないと。
その中で育まれる無限大の彼らの可能性に期待せずにはいられません。
まずは目の前の1vs1から。
いつか最高の自分に
出会える日が来るよ
Dear My Friend
by Every Little Thing
朝までファーストフードはダメ笑
対戦いただいたチームの皆様、ありがとうございます。
石川貢

【毎日がスペシャル】


準備トレーニングを経て、正式に新U13の活動がスタートしました。


トレーニングマッチ、マイクロ遠征、チームビルディング、キックオフミーティング…。

様々な活動の中からプレーの特徴や性格、能力値やポテンシャルなど、選手たちのそれぞれの色を知ることができた期間となりました。

同時に彼らの探究心や好奇心、そして凄まじい吸収力からの成長スピードにこの年代の伸び代をあらためて日々感じている時間を過ごしています。

長い期間U15を担当していた頃からこのU13の成長スピードについては日々感じてはいたものの、やはり実際直接触れる時間を経て、一人ひとりが短い期間で変化していく様を見ると、まさにゴールデンエイジと言われる所以。

20分のトレーニングの中で、スタートの2分で出来なかったことが10分過ぎには改善されていて、残り2分では更に発展したものを表現している。

人によってはできてたものが最後には何故かできなくなってることもありますが(笑)


彼らの成長を日々楽しませてもらってる反面、
私自身も彼らに負けじと、彼ら以上の成長をしていかないと置いていかれる焦りを40歳手前にしてに感じております(笑)


数年前、私がJクラブで指導させてもらってた時に、『Jリーグ研修』と言う各クラブのアカデミーの指導者たちが集まる宿泊型の研修に参加したことがあります。
その時のある方が、仰っていたのを最近よく思い出します。

『経験を積んでライセンスを持っているだけではダメ。自分の持っているものを全て伝えるのではなく、その持っている物の中からその場に応じて何をチョイスするかが重要。そして指導者も選手から学び、指導者自身が選手以上に成長していくことが更に重要』


まさにいま自分の中の引き出しの中から今の彼らに何が必要で何を選ぶのか、そしてその引き出しの中の材料を増やすためのインプット作業を増やし、今あるものアップデートし、さらにその中の何をアウトプットしていくのか。


竹内まりあくらいそんな毎日がスペシャルです(笑)


そしてクラブとしてどんなことを求めるのかも少しずつ伝えていかなくてはなりません。
その時の研修でまた印象に残っているのが

『ボール回しでクラブの育成が見える』

ボール回しと言うのは3vs1や4vs2のようないわゆる鳥かごのことを言いますが、

コートサイズ
交代ルール
タッチ制限
回し方
二重鬼の決め方
回しのこだわり

それぞれのクラブにより違いがあって、それによりどんな選手に育っていくのかが見えると言うこと。
更に言えばどんな選手を求めているのかが分かると。

もっと言えばその土地の特性と文化が見えると。
その当時ですが、


ヴェルディには南米があって
レイソルにスペインがあって
アントラーズにはジーコがあって
ガンバにはボケとツッコミがあって(笑)


各クラブの指導者の方々と、夜な夜な柿ピーやピスタチオを使って語り合ったのを覚えています

それは宇佐美育つわーとか
読売の色あるねーとか


我々はどんなことを求めるのか。

このボール回し一つとってもモデル、コンセプト、プレー原則、プレー用語、そしてこの土地の可能性含めて、深く考察しながらトレーニングメニューをニヤニヤしながら組み立ててます(笑) 

もちろん我々はJクラブと違いトップチームが存在しないので、選手たちは15歳から先は色々な指導者や環境の元、サッカーを続けて行くので、どんなサッカーや指導者にも適用できる考えを待つことが大前提にはありますが。 


そんなスペシャルな毎日です(笑)


もちろんいいことばかりではなく、うまくいかないことにも目を向けていかなければいけない時間も増えていきますが、それも全て吸収した上で成長していって欲しいと思っています。

今後の彼らに期待します。

トレーニングマッチで対戦いただいたクラブの皆様、ありがとうございます。

石川貢