【U-13】


~NEW~ 最終更新 2022.05.12

 

【充実したGW】

 

 5/3-5の期間、関東リーグ所属の前橋FCさんにお招きいただき、菅平遠征に行ってきました。


ここ数年はU14と共にお世話になっております。
U13としては初めての宿泊遠征になり、毎年オンザピッチ・オフザピッチ共にクラブとしての共有すべき内容の感度を図りながら、選手たちの普段見えない性格的な部分含め、隠れキャラの発掘など笑、スタッフにとっても、楽しみな遠征になります。

個人的には、長らくU15を担当していたのもあり、この時期に遠征を引率するのは久しぶりで、準備段階を含めてこの遠征で選手たちに何を得て、どんなテーマで、何を求め、6月から始まるリーグ戦に向けてどんなことを…

とかいろいろ考えましたが、私が選手の立場だったら、

新しい仲間との初めての宿泊
大型バスの移動
天然芝のピッチ
大自然の中の大好きなサッカー

楽しみしかない彼らにとって、いろいろ求められるよりもとにかく好きな仲間と思い切りサッカーを楽しみたい!
との気持ちになるのではと思い、あれこれ言わず、非日常の中で生まれる彼らの表現力、発信力、自制力、行動力、思考力、そして団結力を見守ろうと。

出来るだけ(笑)。

ただしあまりにも自由を与え過ぎると、2006年ワールドカップのジーコジャパンのようにまとまるものもまとまらない恐れもあるので、トルシエとまでは言わないが、最低限のフラット3と規律と制限の中で、6月の勝利の歌を忘れないくらいの雰囲気の中で、彼らの成長とチームとして和を育んでいければと思い、3日間過ごしました。

個人的にはアギーレジャパンが好みです。  

その中で今回の遠征で多くの収穫を得ることができましたが、一番の収穫は、

『GW渋滞の恐ろしさ』
と合わせて(笑)

『基準』
が生まれたこと。

繋げたものが繋げない
奪えたものが奪えない
守れてたものが決められる
決めれたものが入らない 

1つのきれいな直線が引かれました。
関東レベル相手に通用していたものが通用しないという1つの経験が、彼らの『基準』となり、その目線でフットボールを考えることができたと言うこと。

すなわち大切なのは、遠征後の彼らの行動なわけで。
どの遠征でも同じ、いや日々の活動にも言えることですが、成長に変わるきっかけは与えたつもりで、この曲線を上げていけるかどうかは自分次第なわけで。
もうすでに変わっている選手もいますね。 

我々はきっかけを与えるに過ぎない。

クリック一つでなんでも手に入り、タップすれば大抵の情報が手に入る時代だからこそ、ここのマインドがある、この辺の感度が高い選手はこの年代、グングンと伸びていき、それはもちろんピッチ外でも。 
食事一つで変わってきますね。
朝の起きた散歩の表情でも変化が見られました。
まだまだ背中を押していかないと前に進めない選手もいるのが現状ですが…。 

焦らず見守り続けて参ります。 

規制や縛りの要求を最低限に設定している中でこれだけは確実に、明確に伝えるべき唯一の内容として2日目のミーティングで用意していたもの。 

この遠征に参加できている背景に多くの方々のいろいろな努力があって。
そして参加したくてもできない仲間がいて。
仲間のリスペクトを込めた彼らの行動。
また送り出す目線としての考え。
この遠征に限らず、この年度の切り替えで君たちにどれだけお金を使っているか。

君たちだけでなく、兄弟もいる家庭が多い中で、遠征に来れて、楽しくサッカーができるのは簡単なことではないぞと。

大好きなサッカーに没頭できる、裏側に何が起こっているか。
 
ミスチルは2番の歌詞に伝えたいメッセージがある。

お金を稼ぐことができない君たちがいま返せるのは、サッカーが上手くなることだけではないはず。

正解が一つでなく、いやむしろ正解がない発問に対して彼らが出す答えは今後の彼らの行動にかかっていると思っております。


文末になりますが、遠征期間中にU15がクラブユースの関東大会出場を決めました。

この場を借りて、選手、保護者の皆様にこの場をお借りして感謝のメッセージを伝えたいと思います。
関東出場おめでとうございます!

菅平の地で5年振りの快挙を聞き、心から喜び、選手たちの活躍を聞き、今回の遠征同様にまた大きな刺激を受けた素晴らしいGWとなりました。

彼らはU13時代、コロナの影響をモロに受け、その中でU13リーグを制し、参入戦トーナメントで優勝し、クラブ初の関東リーグ昇格を成し遂げた学年。 

まだまだ通過点。
更なる高みを目指して飛躍していきましょう!
最高のGWをありがとう!

石川貢

~NEW~ 最終更新 2022.04.28

 

【千葉遠足】
 
U13は先週の土曜日に千葉まで遠足...
 
いや遠征に行ってきました。
 
入団して初めての県外での移動。
マイクロバスを所有しているので、チームで3年間いろいろな地域に出向いていますが、
 
初めての行動による不安からか、緊張感からか、寝坊、時間間違え、バス酔い、トイレなど、多くの事例があり、この日も多少のリスクを想定していましたが、感染予防も徹底し、とりあえず時間通りJR久里浜駅から無事に出発できました。
 
車内に肥料の臭いが充満するだけでテンションが上がるこの年代ですが、
『観覧車だー!』
『やったー!』
やったーってどういうこと?
 
寄らないよ(笑)
 
まさか遊園地にいくつもりだったのか?
 
と、終始遠足気分な選手たちと楽しく移動できました(笑)。
 
途中アクアライン前で渋滞に巻き込まれましたが、大きな問題なく現地に到着し、長距離移動で身体が動かないなどのパフォーマンスの低下が例年見られますが、千葉の強豪VITTORIASさん相手にそれを感じさせないプレーを見せてくれました。
 
立ち上がりから攻守において自分たちから主導権を握り、多くの得点と、意図的なボール奪取から、様々な攻撃の形を作ることができました。
 
しかしながら試合数をこなしていく上で、この日の天然芝に苦戦し、そして気温上昇、相手の個の能力と対応力に少しずつミスが増え、彼らの良さの一つでもあるコミニケーションも減り、うまくいかない時間を過ごしていくことになりました。
 
タフに戦い続けること、心拍数や重場戦になった際の状況判断とそこから生まれる連携とコミニケーション、そしてクオリティーの低下といった課題を持ち帰ることができ、やはり地域外に出ることでの気付きと発見、その経験の重要性を感じた日となりました。
 
エネルギー溢れるU13の可能性を拡幅、増幅、そして飛躍させていく上でやはり、県外へ移動し、特性の違う相手と本数をこなし、タフに、タイトに、ハードに取り組むことは必要で合って、その上で課題や成果を選手自ら感じることが成長期である彼らにとって重要。
 
そしてこの年代はオフもやっぱり必要。
 
翌日の日曜日は初めての祝日休みを与え、新学期の学校生活含めて、環境の変化による疲労を考慮し、心身ともに休養を、家族の時間を、サッカー以外の友人との時間を有意義に...
 
との狙いでありましたが、ほとんどの選手が一緒に遊んだそうで(笑)。
 
 
ダイエーで。
 
あそこはコースカーじゃないよ、ダイエーだからね。
 
疲れを知らない彼らと5/3から菅平遠足…いや遠征がいまから楽しみです(笑)。
対戦いただいたVITTORIASの皆様、ありがとうございました。
 
石川貢

 【サッカーってなんだろう?】

 
日曜日にFC厚木DREAMSさん、FCパルピターレJYさんとトレーニングマッチを行いました。
 

『ドリブルってなんだろう?』

『ファーストタッチってなんだろう?』
『タイミングってなんだろう?』
 
私が中学三年生の時に教わったコーチからよく聞いた言葉です。
今の選手たちと同じ年代の頃、全くサッカーが上手くいかない時間を過ごしていました。
急激に身長が伸び始めた時期でその影響からか小学生時代にできていたプレーができず、イメージしたプレーが全くできない日々が続きました。
今思えば、育成年代で有名ないわゆる『クラムジー』の時期に差し掛かっていたと思います。
 
当時中学三年生になるタイミングでコーチが変わり、それをきっかけにそれまでグランドに行くこと自体が苦しくなっていたのが、サッカーが楽しくなり、嫌いになりかけてたサッカーの楽しさを蘇らせてくれました。
かといって、『クラムジー』から脱出したわけではなく、相変わらずプレーに関しては全くうまくいかない。
けれど、そのコーチの問いかける言葉一つ一つに愛情を感じ、サッカーの楽しさや魅力を強制することなく熱く、時には厳しく伝えてくれたのを思い出します。
 
うまくいかない自分に自信と勇気の言葉ももらいました。
 
僕だけでなく多くの当時の仲間が同じように感じていて、
雨が降るとズル休みしていた奴らが、台風の豪雨の中でも、
 
『コーチ!早くサッカーやりましょうよ!』
 
と懇願していました。
 
この日のトレーニングマッチも、そして普段のトレーニングの中でも、なかなか上手くいかない中、試行錯誤している選手を目にします。
時には堪え切れず涙を流して悔しさを表す選手もいて、預かっているU13選手に限らず、今まで関わった選手たちもまた、私が感じたような時間を過ごしているようで、どんな言葉をかけるべきか、悩み、苦悶しながらこの年代特有の彼らの苦悩が刺さり、預かる難しさを感じております。
 
そんな時、冒頭の言葉が思い浮かびます。
僕の記憶では、そのコーチはプレーに関しては何か強制させるようなコーチングは一切していなかった。
 
気がする(笑)。
 
『ミツグー、今のプレーはどうだろう?3対1ってなんだろう?』
 
と、北海道訛りの口調で、問いかけながら言葉をかけてくれました(笑)
 
サッカーは大人のものでなく、選手たちのもの
コーチが求めるものを選手が探し出してしまったら、その選手はそのコーチ以上の選手にはならない
 
何年後かにそのコーチにお会いした時におっしゃっていたのを大事にしています。
 
考えることの大切さ
考えさせる環境づくり
強制、否定しない重要性
 
だけど原則の理解とその道しるべの提示は更に重要で。
『シーガルズモデル』とそれに基づく『プレー用語』と『プレー原則』はあってもそれを選択するのは選手個人であって、その原則を自らの判断で破り、最後にはコーチの発想を越えて良い意味で離れていく。
試合映像を振り返って自分自身のコーチングを聞いて彼らのサッカーを奪っていないか再認識していますが、まだまだ足りてません(笑)。
今週末も千葉の強豪と試合をし、GWに遠征し、5月は強豪相手とマッチメイクの連戦が組まれ、6月のリーグ開幕を迎えます。
今日も彼らと共にフットボールを追求します。
対戦いただいたチームの皆様、ありがとうございました。
 
石川貢

【KYOUSOU】

先週末は
土曜日に大豆戸FCさん
日曜日にはマリノス追浜さんとトレーニングマッチを行いました。

今回の題でもある

『KYOUSOU』
キックオフミーティングで選手たちに今年のU13のテーマとして伝えました。
早速、今回からメンバー分けを試みた中での週末。
選手たちには入団前の面談、そしてキックオフミーティングでもトップ・セカンドとチーム分けの中で公式戦に望むことを伝えている中で、今回実際にそれを味わう体験となり、彼らの中で様々な物思う時間を過ごした週末だったと思います。
多くの言葉を述べるよりも彼らのピッチでの行動や表現と表情を生で感じ、
悔しさから
自信から
背負いから
葛藤から
悔恨から
そしてプライドから生まれたプレーの数々を見て、『KYOUSOU』により生み出される成長を垣間見えることができました。
キックオフミーティングでは、メンバー分けに対して一喜一憂せず、悲観的に捉えるべきではないと。
U13が勝負ではなく、U15になった時、更に言えばそこから先のステージで勝負できるようにと。
成長期を迎えるこの年代、すぐに行動に移せる選手もいれば、次の練習から変わる選手もいる。
言わなくてもやれる選手もいれば言い続けないとやれない選手もいる。
すぐに目に出る結果は求めていないし、結果が出たから終わりでもなくて、そもそも結果ってなんぞや?と言う話にもなってきますが、
何を伝えたいかと言えば
今を戦えない者に次とか来年とか言う資格はない
byロベルトバッジョ
今時の中学生はカルチョの国が生んだ天才ファンタジスタを知らないようです笑
むしろ余裕で生まれてないそうで笑
環境やチャンスは与えますが、それを掴むのは自分次第。
今やらない者には次も来ない。
競争させることが減っていた現代社会に置いて、さまざまな意見もありますが、サッカーに限らず、ここから先少なからずどんな環境に置いても、隣の人と競い合い、勝負に徹していかなければいけなくなってくる。
手を繋いでみんな一緒にゴールすることが潮流の時代ですが、
我々は求めます。
厳しい環境を。
そして『KYOUSOU』と言う言葉についてもみんなで話し合いました。
共走
共想
協奏
協創
強走
競い合うだけが『KYOUSOU』ではないと。
その中で育まれる無限大の彼らの可能性に期待せずにはいられません。
まずは目の前の1vs1から。
いつか最高の自分に
出会える日が来るよ
Dear My Friend
by Every Little Thing
朝までファーストフードはダメ笑
対戦いただいたチームの皆様、ありがとうございます。
石川貢

【毎日がスペシャル】


準備トレーニングを経て、正式に新U13の活動がスタートしました。


トレーニングマッチ、マイクロ遠征、チームビルディング、キックオフミーティング…。

様々な活動の中からプレーの特徴や性格、能力値やポテンシャルなど、選手たちのそれぞれの色を知ることができた期間となりました。

同時に彼らの探究心や好奇心、そして凄まじい吸収力からの成長スピードにこの年代の伸び代をあらためて日々感じている時間を過ごしています。

長い期間U15を担当していた頃からこのU13の成長スピードについては日々感じてはいたものの、やはり実際直接触れる時間を経て、一人ひとりが短い期間で変化していく様を見ると、まさにゴールデンエイジと言われる所以。

20分のトレーニングの中で、スタートの2分で出来なかったことが10分過ぎには改善されていて、残り2分では更に発展したものを表現している。

人によってはできてたものが最後には何故かできなくなってることもありますが(笑)


彼らの成長を日々楽しませてもらってる反面、
私自身も彼らに負けじと、彼ら以上の成長をしていかないと置いていかれる焦りを40歳手前にしてに感じております(笑)


数年前、私がJクラブで指導させてもらってた時に、『Jリーグ研修』と言う各クラブのアカデミーの指導者たちが集まる宿泊型の研修に参加したことがあります。
その時のある方が、仰っていたのを最近よく思い出します。

『経験を積んでライセンスを持っているだけではダメ。自分の持っているものを全て伝えるのではなく、その持っている物の中からその場に応じて何をチョイスするかが重要。そして指導者も選手から学び、指導者自身が選手以上に成長していくことが更に重要』


まさにいま自分の中の引き出しの中から今の彼らに何が必要で何を選ぶのか、そしてその引き出しの中の材料を増やすためのインプット作業を増やし、今あるものアップデートし、さらにその中の何をアウトプットしていくのか。


竹内まりあくらいそんな毎日がスペシャルです(笑)


そしてクラブとしてどんなことを求めるのかも少しずつ伝えていかなくてはなりません。
その時の研修でまた印象に残っているのが

『ボール回しでクラブの育成が見える』

ボール回しと言うのは3vs1や4vs2のようないわゆる鳥かごのことを言いますが、

コートサイズ
交代ルール
タッチ制限
回し方
二重鬼の決め方
回しのこだわり

それぞれのクラブにより違いがあって、それによりどんな選手に育っていくのかが見えると言うこと。
更に言えばどんな選手を求めているのかが分かると。

もっと言えばその土地の特性と文化が見えると。
その当時ですが、


ヴェルディには南米があって
レイソルにスペインがあって
アントラーズにはジーコがあって
ガンバにはボケとツッコミがあって(笑)


各クラブの指導者の方々と、夜な夜な柿ピーやピスタチオを使って語り合ったのを覚えています

それは宇佐美育つわーとか
読売の色あるねーとか


我々はどんなことを求めるのか。

このボール回し一つとってもモデル、コンセプト、プレー原則、プレー用語、そしてこの土地の可能性含めて、深く考察しながらトレーニングメニューをニヤニヤしながら組み立ててます(笑) 

もちろん我々はJクラブと違いトップチームが存在しないので、選手たちは15歳から先は色々な指導者や環境の元、サッカーを続けて行くので、どんなサッカーや指導者にも適用できる考えを待つことが大前提にはありますが。 


そんなスペシャルな毎日です(笑)


もちろんいいことばかりではなく、うまくいかないことにも目を向けていかなければいけない時間も増えていきますが、それも全て吸収した上で成長していって欲しいと思っています。

今後の彼らに期待します。

トレーニングマッチで対戦いただいたクラブの皆様、ありがとうございます。

石川貢