【U-15】


~NEW~ 最終更新 3/13(月)

 

【歴史に名を刻んだ31期生】

3/12に31期生の卒団式が行われました。

この学年はコロナ禍真っ只の中、先行きが見えない中、不安やもどかしさを抱えた中スタートしました。

 

保護者の方々も選手同様、無観客や多くの観戦規制のある中で、応援することの難しさや歯痒さの中の時間が多かったことでしょう。

伸び代満載であるこの年代の試合と選手のプレーを観に来ることを楽しみにしていた方々もたくさんいらっしゃったと思います。

 

クラブとしても様々な事項に対して、判断し、ジャッジしていかなければならない中、その決断に納得いかないことも多くあったかと思いますが、最後まで選手、そしてクラブをサポートいていただいたことに心から感謝しております。

 

そんな劣勢を力に変えた選手たちはU13時には県リーグを制覇し、関東リーグ参入トーナメントを優勝、クラブ初の関東リーグ昇格。

そしてU15クラブユース神奈川大会を優勝し、これもまたクラブ史上初の快挙で、まさに歴史に名を刻んだ学年となりました。

 

私が長年U15を担当し、初めてU13へと移行した瞬間、あっさりと栄冠を勝ち取ってしまいました笑

何年も何度も挑戦しては敗退し、これでもか!って臨んでも打ちのめされたクラブユース…。

それをあっさりと。

 

全て予定通りです笑

 

彼らからはサッカーは最後まで何が起こるか分からない事と最後まで諦めない大切さを学ばせてもらいました。

 

そしてクラブユースを優勝した後の育成の難しさもまた彼らから学び、クラブとしてもう一度我々の存在意義と育成とは何かを考えさせられるきっかけを与えてくれました。

 

勝つことの重要性、勝つことで失われるもの、栄光の裏側の選手たちの劣等感…。

 

優勝しても初戦敗退でも彼らのサッカーは続くわけで、やはり

大切なのは

 

『育てながら勝つ』

 

結果我々の三崎口(終点)はここに辿りつくのでありまして、

いろいろな挫折や困難、誘惑はあっても最後は自分、そして仲間と協力して目的を目指していかなければならない。

 

 

オシムさんの名言でもあるように

 

『大事なのは今日の結果ではなく、明日どんなプレーをするのかを楽しみにすること』

 

 

ここに尽きます。

 

最後に自分勝手の個性派ぞろいの彼らがチームの為、後輩たちの為に全力でプレーする姿にスタッフは心から感動をもらいました。

 

今後彼らは別々の道を歩むことになりますが、サッカーを続けて行くことでまた出会い、思い出に浸り、何かまた一緒にチャレンジする環境が訪れることでしょう。

スタッフ一同、彼らの次のステージを心から応援し、

 

再び僕らは出会うだろうこの長い旅路のどこかで

 

的な意味を込めて、彼らとの再会をまた楽しみにしております。

 

3年間お疲れ様でした!

感動をありがとう!

 

石川貢


【飽きるな没頭せよ】

CJYリーグ
vs カルペソール湘南 0-0
vs 相模原みどりユース 7-2

TRM
vs インテルアカデミー
vs SC相模原

1月に続き沢山の経験をしました。

一般受験組も復帰してまたチームでの時間もまた貴重なものとなっています。

チームとしては相手からボールを奪う、奪ったボールを使って相手を動かす、動かしている間に奪い返せる準備をする、そして得点が決まりません。笑

我々のケチャップの蓋はとにかく硬くて。
そんな硬さの中、途中でゲームに飽きてしまう時間帯もありました。

ゲーム支配ではなくボール支配に変わってしまって、勝つ為のプレーですが、まるでいつも勝っているかようのにプレーしてしまい停滞感が続くこともありました。
そしてサッカー選手であればゴール前の攻防に没頭出来なければそれは偽物ですよね。
無理で嫌なことを強いられてるわけでないわけですから。

意思を向けること、そして仕組みを共有すること、そしてそして個人のレベルアップを繰り返すだけですね。

卒団まで駆け抜けよう!

試合をしていただいたチームの皆様ありがとうございました。

応援していただいた保護者の皆様ありがとうございました。

【終わりは始まり】

CJYリーグ
vs Fスタジオ
2-3
vsAIVANCEユース
1-2
vsFC Kanaloa
1-6
TRM
vs三菱養和調布

新年を迎えてCJYリーグが再開となりました。
高円宮で敗れたFスタジオさんに始まり高円宮で勝利したKanaloaさんなど素晴らしい相手と試合を重ねることが出来ました。

年末はなかなか継続的なチームの積み重ねが出来ない中で年始からは選手の様々な部分がグッと上がってきた印象です。
1つは間違いなく意識によるものですね。

シーガルズでの活動で終わらせるか

高校年代に向けての準備を始めるか


フットボール自体に終わりはないので常に後者の意識で取り組んでいきたいところです。

その自覚を持つのは選手たちなので、こちらとしてはもっとを引き出して上げれる環境を作ることだと感じます。
決して強がりではありませんがスコアほど悪い内容ではなく、ただ勝ち負け以上に自分のプレーにおけるものと、高いレベルには何が必要かの基準を持って帰って欲しいわけです。

ピッチ内であればもっと相手を動かす為のプレーを、ゴール前での動きの連続性を、もっとカウンターを打たれない為に何をするか。

もっと、もっとです。

試合をしていただいたチームの皆様ありがとうございました。

応援していただいた保護者の皆様ありがとうございました。

【新年一発目】

U15は年明け最初のゲームはすみだSCでした。

新年1発目のTRMはまぁ頭も身体も、、、、と言いたいところですがグッドゲームを見せてくれました!
フィニッシュワークにおける精度はまだまだですが過程を大事にしていることは伝わりました。

ボールを使って相手を動かしラインを割っていくシーンは多く観られ、彼らの特徴でもある狭さを苦にしないことが広いエリアへの展開の効果を高めていくことが出来ました。
狭いのが上手くて広いのが微妙なのはよくわかりませんが。笑

ゲーム体力はまだまだ本調子ではない中でサポートに甘えて終わってしまっていた場面が現れてきた中で突破を含めて前方向へのランニングもしっかりと求めました。笑

良いゲームが出来た次が大事です。
内容の向上が結果への近道ということは忘れずに成長していきましょう。

試合をしていただいたすみだSCさん、ありがとうございました。
応援していただいた保護者の皆様ありがとうございました。

【次へ向けて】

CJYリーグvs FC川崎チャンプ
前半:0-1  
後半:0-2 
合計:0-3

CJYリーグ第2節はいつも交流していただいているFC川崎チャンプさんとでした。


今週から新しいフォーメーションでプレーしていることで不慣れな一面を迎えています。

2年間、同じ構造でプレーしていたのだから、そう簡単にはいきません。

相手に対して窮屈に感じるのではなく、自分たちに課題を抱えているので、それは良い意味でうまくいかないを作り出せているなと感じます。


2年間もの期間は当然、彼らの良さを理解しているつもりです。

それを最大限生かすためには相手からボールを奪う行為は課題として残りました。

ミス待ちになるのではなく、相手から意図的に奪えるかどうかで、
この時期のU15は次の環境に向けて主体的な姿勢が求められるので、積極的な姿勢をプレーに繋げていきたいですね。
臨んだ姿や形への努力に意思を持てるかどうか。

全てはその気があるか、ないかです。 

試合をしていただいたFC川崎チャンプさん、ありがとうございました。


応援していただいた保護者の皆様ありがとうございました。

【あのような】

CJYリーグvsSCH
前半:1-0  藤澤海斗(六浦毎日SS)
後半:3-0  竹内日向(横須賀シーガルズ)、桑原快斗(アローズSC)、矢部佑星(湘南ラガッツオ)
合計:4-0

TRMvs湘南学院

U15は年間における地域や全国に繋がる公式戦が全て終了し、卒団までの期間CJYリーグが開幕しました。


高校年代までの準備期間にCJYリーグで残された伸びしろを大いに成長していってもらえあればと思います。高校年代とのTRMも次世代への基準を知る機会も肌で感じることが出来ました。

久しぶりに見たU15はシンプルに上手いなと感じました。


ゴール前を得意げに向かうプレーは頼もしさすらも感じてU14の選手もよく会話の節々に「あのようなプレー」という感情を抱いていました。

そうやって上を見て下が憧れる環境は素晴らしいです。

数名上がっていた時期も能力や大人しいことに卑下することなく兄貴のような存在で一緒にプレーしてくれたことも感謝しています。

だからこそ、その価値を示してくれたからこそ、最後まで真摯に取り組むところ、素晴らしいフットボールを構築することでクラブの文化の一端を担う存在になって欲しいと思います。

また私自身も1年ぶりに新たな視点も含めて彼らと一緒に作り上げることを楽しんでいきたいと思います。
卒団まで頑張りましょう。

試合をしていただいたチームの皆様ありがとうございました。


応援していただいた保護者の皆様ありがとうございました。

田辺

【少年から青年へ】

大学4年の最終試合。
当時県リーグを優勝して関東リーグ参入戦の関東大会で2位以内に入り関東リーグ昇格を果たし、関東大会決勝戦が引退試合となった試合。
会場は栃木県。
当日バス移動をし、大渋滞に巻き込まれて試合時間に間に合わず、まさかの大学引退試合が不戦敗で終わったU15担当の石川です。

前回のアップからだいぶ時間が経ってしまいましたが、振り返りながら綴っていきたいと思います。

まずは、高円宮杯。
初戦、2回戦と危なげながら勝ち進みましたがベスト8でPKにより敗退
高円宮杯とは高校サッカーであれば冬の選手権にあたる大会。
いわば、中学サッカーの集大成になる大会。
選手達にとってはシーガルズで過ごした2年半の集大成の発表会になるべき大会。
力を出せた選手、力を出しきれなかった選手、力を出し切る場所もなかった選手と様々な想いを馳せながら敗退した大会になりました。

試合後、力を出した選手も出せなかった選手、出し切る場所もなかった選手も皆思っていた事はただ1つ「悔しい...」そんな表情をしていた記憶があります。

シーガルズに入団した選手のほとんどが第一希望のチームから落ちて「悔しい」思いをして入団してきている選手。いわばリバウンドメンタリティーを持ってシーガルズで頑張ってきた選手ばかり。
だからこそ辛い時も厳しい時も頑張ってこれた。
高円宮杯は敗退しましたが、リーグ戦はまだ数試合残っている状態。
ただリーグ戦もトップ、セカンド共に昇格の目は無く、言い方が悪くなれば残りの試合は消火試合。
さらに言ってしまえばリーグ戦の結果は昇格しようが残留しようが降格しようが来年の事なので卒業してしまう選手にとってはまったく関係ない事。

非常に選手達にとっては高円宮杯敗退によって難しいモチベーションになった事は間違いなく、チームが崩壊してもおかしくない状態となっていました。

それでもその後は、トップチームは1勝2分けと負けなしで1部リーグ残留を確定させセカンドチームは先日の勝利で降格圏から抜け出し3部残留に大手をかけている状態。

選手達があの大会を終えても支えているものは何でしょうか?

クラブユース敗退後にモチベーションが下がっただけで4連敗していたチームだった彼らが支えているものは"後輩達のため"ただ1つ。

来年のリーグ戦を後輩達が少しでも良い場所でプレーをしてもらうため。
「誰かのためにプレーする」と言うのは美しく、聞こえがいいですが、実行するは簡単じゃありません。

冒頭でも書きましたが、私自身大学4年生の頃に県リーグを優勝して、関東大会で2位内に入って関東リーグに昇格しました。
もちろん4年生だったので来年関東リーグでプレーするのは後輩達
よく「昇格しても俺らに関係ないけどお前らのために頑張るよ」と皮肉混じりで後輩達にボヤいていたのを覚えています。笑

22歳の大学生が皮肉を言わないとやっていけないぐらいなので15歳の選手達、しかもただでさえ自己主張が強い年代が集まった選手達が「誰かのために頑張る」事を体現してくれている。

保護者の皆さん、間違いなく選手達は少年から青年に成長してくれています。笑

11/3(木祝)トップがホーム最終節、11/12(土)がセカンドがホーム最終節になります。
選手達が成長した姿を見に来てください!

後は彼らの引退試合を自分のように不戦敗にならないように最高の準備をしておきたいと思います。笑

本日の名言
「サッカーは子供を大人にし、大人を紳士にするスポーツだ」
デッドマール・クラマー

 


【夏】

逗葉高校サッカー部での16歳の夏。
毎年の夏に朝から夕方まで1週間ぐらい続くフェスティバルの準備を1年生が担当するので学校に7時に集合→グランド準備→自分の出場する試合が16時と約9時間前入りを1週間経験したU15担当の石川です。
待ちすぎて体が動くわけがなく、試合で当時の先生に愛のある教育を受けたことを覚えています。

最終更新が5/28(土)...
約3ヶ月ぶりの更新になります。
お待たせしました。
いや、誰も待っていないと思いますが久々の更新をさせていただきます。

最後の更新がクラブユース後。
あれから多くのことがありすぎて、まとめられるか不安ですが順を追って書いていきたいと思います。

まず、クラブユースで優勝後に関東大会初戦でクラブ与野に完膚なきまでに力の差を見せられ優勝した自信と誇りを全て失いました。

慢心や過信などなく選手、スタッフ含めいい準備をして望みましたが関東レベルの力の差をまざまざと見せつけられた敗戦でした。

この敗戦から「さぁリバウンドメンタリティーを持って次に望もう」とやっていたつもりですが...

そこからリーグ3連敗。
こんなに上手くいかなくなるかってくらいチームとしても個人としても何を行ってもいい方向に行かない時期に陥ってしまってました

自分もまだこの年代を見るようになって日が浅いこともあり、中学生ってこんなにも落差があるのかと悩み、落ち込み、苦しんで毎日を過ごしていました。

そんな日々の中、夏休みに入り全国でも有名な青森山田中学校主催の青森フェスティバルに参加をさせていただきました。

結果的には決勝トーナメントまで進み、4位でフィニッシュしたのですが3位決定戦で対戦したのが青森山田中学校。

結果的には1-4で負けたのですが、技術などを含めるとそこまで大きな差があるわけではなかったんです。
でも1-4で大敗。

それは何故かって青森山田の選手達の1試合にかける想い、青森山田に所属していることのプライド、闘う顔付き、そして何より隙を作らず隙を突いてくるゲーム運びに我々チームは圧倒されてしまいました。
それはピッチの外にいる自分にビシビシ伝わってくるぐらいなので、ピッチ内で戦っている選手は何倍にも感じたことでしょう。

強豪には強豪になる理由がある。
そこを大きく感じる遠征になり、クラブ与野も青森山田もそうでしたが本当に中学生ながら隙がない

それはピッチ内でもそうですが、ピッチ外や試合前の立ち振る舞い、W-UPから含めていい準備と良い顔つきをしていた印象があります。

シーガルズ自体も同じことを選手達に意識をさせてはいるのですが基準がまだまだ低いとより全国の強豪チームと試合をして感じることができました。

やはり我々も「隙がないチーム」作りをしていかないと上では戦えないと。
Jクラブや力のあるチームと同等に戦う上で技術、戦術的なところだけでは勝負にならない。
相手のウィークポイントをどれだけ突けるか、こちらの隙をどれだけ隠しながら戦えるかの試合運びができるかが青森フェスティバル後の反省と収穫になりました。

そこから選手達に意識をしてもらうために「隙を作るな」というフレーズを言うようになったと思います。
それはピッチ内でもそうですが、ピッチ外でも荷物の管理や試合の準備でも伝えていきました。我々コーチに言われてしまうぐらいだったら「隙がある」証拠。

極論、我々コーチたちに見られないように「隙を隠す」ぐらいでもいいと思います。
と言ってもやはり中学生なので隙だらけなわけで...

群馬遠征での試合の間にある昼食での時間。
とある選手が昼食時間中に自分の目の前で天然水サイダーを飲みながら昼食をとっていることに「これから試合があるのに炭酸飲んでいいの?」と聞いたところ、「天然水だから大丈夫だと思ってました」とまるで隙を隠そうとせず堂々としていたので「自分の目の前で飲むなんて隙だらけだね」と間髪を入れずツッコミを入れさせていただきました。

冒頭でも話しましたが、高校時代に早朝に到着→夕方に試合なんてスケジュールで一日中外にいたら体が動くわけありません。
監督に上手くバレないように休憩をしながら試合に備えておかないと活躍なんてできないわけで...
監督の隙を突きながら上手くコンデション調整をしていく学びを逗葉高校で学んでいましたね笑

ずる賢くしなさいとは決して言わないですが、隙を見せないこともサッカーの試合では必要になります。
これから1発勝負のトーナメントが始まる中で常に上手く行くことはありません。
その中でどれだけ相手の隙を突けるか、自分たちの隙を隠せるかが勝負の分かれ目になることがあります。

この夏で経験した事をどれだけ今回の高円宮杯で出せるかどうかになります。

U15選手にとっては今大会がシーガルズ3年間の集大成になります。
自分自身も隙を見せずに良い準備をして頑張っていきたいと思います。

 


【1戦必勝の想い】
 
神奈川クラブユースが終わって約1週間...
通常業務に追われて優勝の余韻に浸ることすらないU15コーチの石川扶です。
 
またまたまた更新が遅くなりご報告が遅くなりましたが...
先週の日曜日に神奈川クラブユースが終わり横須賀シーガルズJYが設立して31年目にして初優勝をすることができました。
 
選手の頑張りはもちろんですが、保護者の方々のサポート、スポンサー様の支援、そしてこれまでシーガルズに関わってきた様々な方達の力があったこその結果だと思います。
 
以前にも書かせていただきましたが、1月に行ったミーティングで掲げていた前期の目標は2つ。
 
「リーグ戦で勝ち点15」
「クラブユース関東出場」
 
これを掲げて進めてきましたが、優勝する目標にはしていなかったので正直自分でも優勝したことに驚きでまだ実感がない状態です。笑
 
タイトルに書いてある通り、関東出場が決まってから選手達に伝えた事は「1戦必勝」でいこうと。

目標にしていた関東出場が決まった安心感と満足感。そこに新たに「優勝」というプレッシャーを我々チームが持ってしまうと絶対に上手くいかないと思っていました。

だからこそ1番難しかったゲームは関東出場が決まった次の試合の横浜FC鶴見戦がこのトーナメント1番の山場だったと思います。
 
そこを乗り越えての決勝戦では、0-2から2点を返し、PK戦で勝利した時は今までシーガルズが歩んできた道のりが体現化されたようなゲーム展開だったように思えます。

まさに劇的な勝利に見ている方々の胸を熱くさせたんじゃないでしょうか。
 
今回の決勝戦を見ていた人たちによく言われるのが「優勝が決まった時もあんまし喜んでなかったよね?」とか、
去年の卒業生の丸茂には「扶さんスカしてましたよね?」とか言われますが、実は決勝戦当日に心に決めていたことがあり、いや常に試合の日は心掛けているのですが、私自身すぐに熱くなってしまう性格で感情を表に出しすぎてしまう性格なので勝っても負けても常に冷静でいようと心掛けていました
 
そんな自分もあんな試合展開からPKで劇的勝利をした瞬間はピッチに飛び出してしまうくらいでしたが、それより先に石川代表がいままでに見たことがないくらいの速さでピッチに飛び出したのを見て飛び出すタイミングを失い、その隣を見たら内山GKコーチが泣いている姿を見たおかげで冷静さを取り戻しました。笑

試合後、我慢していたトイレに行き、顔を洗って、さぁ表彰式出ようと戻ってきたら、すでに石川代表がせっせっと会場の椅子を片付けている姿を見て「切り替え早すぎだろ」とより冷静さを取り戻すことができました。笑
 
まぁそんな裏話はさておき、とにかく選手、皆様のおかげでシーガルズJYに新たな歴史を作り出すことができました。

更なる高みを目指してチーム、そして自分自身も努力と成長をしていこうと思います
まだまだシーズンを続きます。

「あの時のシーガルズは良かったね」ではなく、「あの時のシーガルズ“も”良かったね」と言われるようにしていきたいと思います。
皆様の応援ありがとうございました!

「本日の名言」
努力して結果が出ると、自信になる。努力せず結果が出ると、勘違いになる。努力して結果が出ないとしても、経験が残る。

対戦していただいたチームの皆さん、ありがとうございました。

「ジャイアントキリング」

【トップ】
・神奈川1部リーグ第7節
 vs SCH.FC
 2-1
【セカンド】
・神奈川3部リーグ第6節
 vs海老名FC
 0-0
・神奈川クラブユース5回戦
 vs ARTH.FC
 5-0
・代表決定戦
 vsP.S.T.C.LONDRENA
 4-1

2009年。当時所属していた松本山雅がまだ北信越リーグ(地域リーグ)にいた時、天皇杯で当時J1に所属していた浦和レッズに2-0で勝利しました。
これは当時では天皇杯史上で初めて地域リーグのチームがJ1のチームに勝つというジャイアントキリングが起きた日本サッカーの歴史的瞬間に立ち会ったU15コーチの石川(扶)です。

お久しぶりです。

またまた更新が滞ってしまいました。
4月に入り、新しい試みというか挑戦が始まり中々試合コメントに目がいかず滞ってしまいました。

新しく代表になった石川貢代表に注意される前に書かさせていただきます。笑

GWに入りクラブユース、リーグ戦と4連戦を行いました。結果は上記に書いてある通り3勝1分をすることができました。

特にクラブユースに関しては5年ぶりに関東大会出場を勝ち取り、ここ数年1発勝負に弱いシーガルズから何とか脱皮をすることができたと思います。

去年、同じ県立スポーツセンターでの関東出場敗者復活戦でAC等々力に0-3で敗戦した試合を見て悔しい思いをしていた分、同じグランドで関東出場の切符を勝ち取ることができたのは非常に嬉しく思っています。

去年もそうでしたがやはり1発勝負は難しいものです。
特に同じカテゴリーではなく、下のカテゴリーと試合をすることは簡単ではありません。
プロの世界で起きてしまうことですから、中学生ならより起きてしまうジャイアントキリング。

冒頭でも書きましたが、私自身も現役時代にJ1の浦和レッズに勝つというジャイアントキリングを経験しました。

今でも鮮明に覚えていますが、試合を行う前の心境は「ボコボコにやられたらどうしよう」と思っていましたが立ち上がりに「あれ意外とやれるな」と思いから先制点を奪ってから「いけるんじゃないか」となり、試合終盤では「これは勝てる」という下のカテゴリーならではの勢いそのまま勝ってしまったことを覚えています。

去年のクラブユースでも序盤に失点をし、勢いに飲まれたまま敗戦。

とにかく選手達に伝えたことは戦術、技術ではなく「相手を勢いに乗せないこと」と「勝ちたいという気持ち」を特に強く伝えました。

サッカーのコーチとしてはどうなの??って思われるかもしれませんが結局サッカーはメンタルスポーツ。

「勢いと気持ち」で勝ってしまうことがあることをチーム、そして自分自身が経験しているからこそミーティングでは強く話を選手達にしました。

シーガルズにとって5年ぶりの関東出場。

嬉しさと安堵さがありますが、まだまだトーナメントは続きます。
この勢いそのまま「神奈川制覇!」と言いたいところですがそんなことは微塵も思っていません。

勢いが勘違いになって落ちていくチームを多く見てきている経験もありますからね。笑
「1戦必勝」の思いを大事に次の試合を迎えたいと思います。

ちなみに冒頭からここまで自分自身のジャイアントキリングの経験を話しましたが、浦和レッズ戦を経験したのはベンチの上。

そうなんです。私はスタメンで出てないからピッチで感じてません。笑
けど、だからこそ余計に感じていたのかもしれませんね。

試合に出ていた選手達はどう感じていたかは分かりません。笑

対戦していただいたチームの皆さん、ありがとうございました。


本日の名言
「多くの犠牲と苦労を経験しなければ、成功とは何かを決して知ることはできない」
ガンジー

       

「大一番」

県リーグトップ
vs湘南ベルマーレEAST 0-1

2010年の松本山雅時代にベンチスタートから少ないチャンスをものにしてレギュラーとして出場して順風満帆だったシーズン。

当時、勝利すればJFLからJ2へ昇格が決まる大一番の試合でGKとして大きなミスをしてチームを敗戦させてしまい、そのシーズンの昇格を自分のミス一つで消滅させてしまったU15担当の石川(扶)です。

先週末はトップセカンド共に前期の大一番を迎えていました。
トップは勝ち点同数で現在首位に立っている湘南ベルマーレEASTさんと。
セカンドは首位に立っているFC湘南さんと。

結果は残念ながら両方とも敗戦となりました。
トップに関しては勝ち点が同数な相手だけに勝利していれば単独首位に立てる試合を落とした形になります。言ってしまえば前期の大一番の試合だったと思います。

試合内容も悪くなかった。
選手もベストを尽くして闘ってくれていた。
無観客も解禁され、多くの応援があった。
けれど負けてしまった...。

サッカー人生を過ごしていればこんな大一番のゲームは必ず迎えます。
いや、サッカーだけに限らずチャンスを物にしなければいけない場面はあると思います。

そのチャンスを物にできるかどうかでその後の人生が大きく変わることもあります。

冒頭でも話しましたが、私自身昇格が決まる山場の試合で大きなミスを犯してしまい、そのゲームを落として結局昇格を逃したことがあります。

その次のシーズンに1年遅れで昇格をすることができましたが、その後に調べたらJリーグ昇格初年度の松本市の経済効果は24億円だったそうです。

自分のミスで24億円の効果を1年遅らせてしまっていたみたいですね。笑

話は逸れてしまいましたが、チャンスは何度も来ませんし平等にはありません。
掴めることもあれば、逃してしまうこともあります。
そして負けてしまった試合は戻ってもきません。

大事なのはそのチャンスを掴めなかったことの「経験値」をどう次に活かすかが重要。
次にいつ来るか分からないチャンスのために日々積み重ねていく。
チャンスはすぐに来るかもしれないし、何ヶ月も先に来るかもしれない。
どう過ごすかは自分たち次第。

これから始まるクラブユースの予選はトーナメントの1発勝負。
きっとまた大一番のゲームが待っているでしょう。
まだまだ成長できる。

頑張ります。頑張りましょう。

本日の名言
「準備しておこう。チャンスはいつか訪れるものだ。」
第16代アメリカ大統領 エイブラハム・リンカーン


【期待】

U15セカンド県リーグvsFC湘南
前半:0-2
後半:0-2
合計:0-4
悔しくも敗戦になりました。
ただ全ての失点も個人のみに起因するのは良くないのですが、ポジティブに捉えればそこの修正が出来ればゲームとして十分に成立していました。

このメンバーの立ち位置もチームへの比率よりも個人への向上も高めるべきで、本日のメンバーの中にも試合の中で成長している選手もいました。

クラブユースに向けてメンバー争いも始まり、チームのこと、自分自身のことも真剣に考えるよう時期になってきました。
しかし、トーナメント形式にパワーを引き出されることもありますがリーグ戦は一定のサイクルでゲームが行われ、調子が良かろうが悪かろうが待ってくれないので自分を日々律すること、自分をコントロールすることが求められますから鍛えられますね。

このメンバーのがよっぽど難しくて

途中で出てはゲームに順応することから始まり

ゲームの流れが悪い時の出場がほとんどで

その中で結果も求められ

そんな中で掴んで欲しいですし、その環境に期待して欲しいです!

試合をしていただきましたFC湘南さん、ありがとうございました。
応援していただいた保護者の皆様、ありがとうございました。

田辺 洋一